アリアンロッドRPG ――母なる大地エリンディル。 4つの時代と3つの滅びを越え、この世界は平和な時代を迎えていた。 しかし妖魔達は滅びていなかった。魔族や邪神を蘇らせるべく彼等は再び活動を開始する。 ――そんな世界で、自らの危険をかえりみない者達がいた。 世界の謎を、精霊の謎を、そして神々の手がかりを求めて冒険する者達――そう冒険者が!!!
みっしょん02:
ゴブリン・バスターズ ◆PrePlay01◆前回の経験値が…… GM:さぁ、アリアンロッドキャンペーンの第二話を始めます。フェイ:おーう! GM:と、言うわけで、まずは経験値使って成長した人は宣言して下さい。 フェイ:俺はすでに2LVで始めたから上がらないぞ。 オルフィ:私も。 マーナル:同じですね。でもルイとザハッドは上がったんじゃないですか? ルイ&ザハッド:『上がらない』 マーナル:え!? フェイ:どうして上がらないんだよ? 最初は10点あれば上がるんだぜ? ルイ:たぶん……前回ミッションに失敗したから、その分の経験値もらえなかったし……。 ザハッド:その分が痛いな。ぎりぎり上がらん。 フェイ:オルフィのせいか!(笑) オルフィ:まだ言う!?……でもヘコむかも。 ※前回のミッション――猫探しの依頼を受けたが見事に猫が死亡、依頼失敗となった。
マーナル:よもや猫探しなんて依頼をやるハメになるとは……しかも失敗ですからねぇ(笑)フェイ:猫探し失敗する冒険者なんて初めてみたよ(笑) オルフィ:やっぱ私のせいかーーあうあうあう。 フェイ:大丈夫だオルフィ! その失敗、なんか知らないけどマーナルのせいになったはずだ! オルフィ:あ、そうか! じゃあ安心だわ(笑) マーナル:お〜〜い。 ルイ:そういえば、みんなって一緒に同じ宿屋に泊まってるの? フェイ:踊る小鹿亭で良いんじゃないか? オルフィ:ツケも効くしね(笑) マーナル:私の屋敷はどうなったのでしょうか? オルフィ:ああ、アレはもう売れたって事で(一同爆笑) マーナル:売れた!? GM:いつの間に……。 オルフィ:その分で借金は完済したのよ(笑) マーナル:ああ! いつの間にか思い出の我が家がなくなっている……。 ◆PrePlay02◆キャラクター紹介 フェイ=スレニオンメインクラス :ウォーリア サポートクラス:サムライ 年齢:17 性別:男 種族:ヒューリンとヴァーナ(猫族)のハーフ レベル:2 フェイト:5 HP:37 MP:29 種族スキル:≪ハーフブラッド(アクロバット)≫ ウォーリアスキル: ≪ボルテクスアタック≫1/≪インヴィジブルアタック≫1/≪バッシュ≫1/≪オートガード≫1 サムライスキル: ≪トルネードブラスト≫1/≪スピリット・オブ・サムライ≫1/≪カタナマスタリー≫1 備考: かつてモンスターばかりが棲む孤島で唯一の人間として育った。しかし今より15年前、<至高の皇帝>ギルドにより孤島から人間世界へ連れ出される。孤島から一緒に付いてきたポメロのソイを何より大事にする。 すごい冒険者になる事を夢見ている、ちょっと17歳には思えない程言動/行動がアレな少年。 オルフィ=メイヨール メインクラス :シーフ サポートクラス:サモナー 年齢:15 性別:女 種族:ヒューリン レベル:2 フェイト:7 HP:27 MP:39(+20) 種族スキル:≪プロヴィデンス≫ シーフスキル: ≪ファインドトラップ≫1/≪ヴィジランテ≫1/≪リムーヴトラップ≫1 サモナースキル: ≪ファミリア≫1/≪サモン・ファーブニル≫1/≪サモン・アラクネ≫1/≪ブラッド・パクト≫1 備考: <至高の皇帝>ギルドマスターであるハディス=メイヨール(通称"皇帝")の実の娘。なにやら秘密を知ってしまい皇帝右腕の錬金術師の策謀でフェイと共に街に置き去りにされる。フェイとは幼馴染である。 ヒロイン目指して頑張っているが、頑張っているのはもっぱらツッコミである。 マーナル=ファゾル メインクラス :メイジ サポートクラス:メイジ 年齢:27 性別:男 種族:ドゥアン(天翼族) レベル:2 フェイト:5 HP:28 MP:41 種族スキル:≪ウィング≫ メイジスキル: ≪マジックフォージ≫2/≪マジックブラスト≫1/≪ファイアボルト≫2/≪コンセントレイション≫1/≪エアリアルウェポン≫1 備考: 大金持ちを養父に持ったフェイとオルフィの兄的保護者……なのだが、家が没落してお金に困り出してから性格が破綻、金銭至上主義者と化す。美形な羽持ちで天使と見紛うばかりなのが勿体無い。 フェイとオルフィに苦労させられている……が、いつか金の為なら仲間を売りそうである。 ルフィオ・ラ・ラファ・カーナ(通称ルイ) メインクラス :アコライト サポートクラス:バード 年齢:13 性別:男 種族:エルダナーン レベル:1 フェイト:5 HP:25 MP:29 種族スキル:≪フォティテュード≫ アコライトスキル: ≪ヒール≫1/≪プロテクション≫1/≪ブレッシング≫1 バードスキル: ≪ジョイフルジョイフル≫1/≪カノン≫1 備考: 通称ルイ。小さい頃父親を殺されその復讐の為に旅をしている少年。本人談だか可愛い系らしい。父を殺した相手については"双頭の蛇"という単語しか知らない。意外としっかりしている13歳。 出会いが出会いだけにオルフィに恐怖している。最年少ながら一番現実が見えているパーティのブレイン。 ザハッド=フィアレス メインクラス :ウォーリア サポートクラス:シーフ 年齢:29 性別:男 種族:ヴァーナ(狼族) レベル:1 フェイト:5 HP:29 MP:26 種族スキル:≪オーバーパス≫ ウォーリアスキル: ≪ボルテクスアタック≫1/≪インヴィジブルアタック≫1/≪ブランディッシュ≫1 シーフスキル: ≪ファインドトラップ≫1/≪アンビデクスタリティ≫1 備考: 双頭の蛇を模したマークを持つアサシンギルドに昔は所属していた……が正義に目覚めて勝手に脱会。今は追われる身なれど、人助けをしようと冒険者になる。マーナルとは仕事関係で顔見知りらしい。 寡黙で大人な冒険者。さりげなく場の空気を読んで行動する辺りも大人である。 ◆Opening01◆朝起きれば 踊る小鹿亭。元冒険者のバルトが経営する宿屋兼酒場であり、ラインでも1・2を誇る冒険者が集る店である。バルトの妻メルリィが作る料理は絶品であり、また酒場で働いている一人娘のアリアの器量の良さが人気の秘密だ。
GM:さて、猫探しの依頼から一日が経ちました。今は朝です。フェイ達5人はアリアが昔馴染みである事も手伝って、踊る小鹿亭に宿を取って生活する事にしたのだ。 マーナル:昨日の晩は冒険者になった祝いで騒いでいましたからね……1階の酒場に降りてきてちょっと頭を抱えていましょう――うう、呑みすぎましたね。 ザハッド:俺は普通だ――マーナル、その程度で参っているようじゃまだまだだな(笑) ルイ:ぼくも普通にいます。未成年だからお酒飲まなかったし。 オルフィ:じゃあ皆で朝ごはん? GM:『ソイッ♪ ソイッ♪』――ってソイも朝食をバクバク食べてます! オルフィ:フェイは? フェイ:あ、俺はまだ寝てることにする。昨日ははしゃぎすぎた(笑) GM:じゃあ幼馴染の出番か(笑) オルフィ:なんで私が! いつもみたいにマーナル起しに行ってよ。 マーナル:私ですか!? でも今日は駄目です。二日酔いでテーブルに突っ伏してます。 フェイ:グカーグカー。 オルフィ:しょうがないから私が起こしに行くかぁ……扉開けてフェイの布団を引っぺがそう――ほら、朝なんだから起きなさいよ! フェイ:じゃあ寝ぼけ眼でオルフィに抱きつく(笑) オルフィ:ちょ、フェイ! 寝ぼけてないで離れなさいよ!?――と、さすがに顔が赤くなるかも(笑) フェイ:オルフィの胸に顔を埋めます(笑) オルフィ:なっ!? フェイ:ソイ〜♪ オルフィ:――と思ったわよ!!!(一同爆笑) マーナル:私も思いました。 ルイ:言うと思った(笑) フェイ:ソイ〜♪ なんか今日はあんまりやわらかくないなぁ(笑) オルフィ:ツカツカ……ガチャ(窓を開け何かを捨てるジェスチャー)――死ね!(一同爆笑) フェイ:じゃあ落下する感覚で目を覚まします――え? GM:せっかくなので落下ダメージ適応するか……2D6でオルフィが振っていいよ。 オルフィ:フェイトを5点使います(一同爆笑) フェイ:オルフィに殺される(笑) GM:フェイトは無理です。 オルフィ:チッ! (コロコロ)……10点ダメージ! 死ななかったか! フェイ:寝てたから鎧も着てないし10点素通しか……――いててててて、いったい何がどうして?(笑) ◆Opening02◆忘れていたけど…… 昨日は依頼に失敗したので、今日も依頼所へと出かける一行。4人と離れてオルフィが1人ずんずん先に進んでいた。
フェイ:オルフィ〜なんで怒ってるんだよ?(笑)オルフィ:無視無視。 フェイ:ま、いっか……オルフィが怒りっぽいのはいつものことだしな? な、ソイ? GM:『ソイッ♪ ソイッ♪』 オルフィ:なんかそれはムカツク。 ザハッド:いいのかマーナル放っておいて? マーナル:別に良いです。いつもの事です、ヘタに間に入ると私がターゲットになります(笑) ルイ:そろそろ依頼所着いて良い? GM:じゃあ到着します。受付では猫族のフィリアが――「あ、こんにちは〜♪ 依頼所へようこそ、今日は昨日と違っていくつか依頼ありますよ?」 マーナル:一番報酬の高い依頼が欲しいです。 GM:「いえ、やっぱりギルドのレベルにあった依頼が良いと思います。だから今日は皆さんにあったレベルの依頼を――」 ルイ:あ、そういえば、ギルドってまだ作ってなかった気がする。 ザハッド:そういえばそうだな。 GM:「あれ? みなさんギルドの説明受けなかったんですか?」(笑) オルフィ:ギルド? なにそれ?(笑) フェイ:PLは知ってるけどフェイは……いや、踊る小鹿亭で聞いた事あると思うな。でもギルドの登録はしてなかった気がする! マーナル:ではせっかくですからギルドを組みましょうか。 GM:え〜〜と……なんで第一話で忘れていたかわからないけど、ここでギルドを作りましょう(笑) オルフィ:突発的ねぇ(笑) GM:ではまずはギルドマスターを決めます。 マーナル:これはフェイで良いでしょう。主人公ですし。 フェイ:じゃあ俺がシートに書き込むぞ……いや、神殿で登録用紙に俺が書くって意味ね(笑) GM:次はギルドネームです。 フェイ:そのまま俺が書こう――『ソイとゆ―― オルフィ:ていッ! とフェイの頭を蹴ります。 フェイ:ズビーッと記入用紙が間違えちゃって――何するんだオルフィ!!(笑) オルフィ:あんた今何書こうとしたのよ! 明らかにポメロ名じゃないの!!(笑) フェイ:俺はギルドマスターだぞ? 好きに決めていいじゃないか。 オルフィ:よくないわよ! 次やったら張っ倒すわよ! マーナル:まぁまぁオルフィ、ここは全員の意見を聞くって事にしましょう。 オルフィ:全員の? マーナル:それぞれが好きなギルドネームを考えて出し合うのです。その中で一番良いものを選びましょう。 ザハッド:いいんじゃないか。 ルイ:ぼくも考えるの? フェイ:じゃあそれで! そしてそれぞれがメモ用紙にスラスラ書き……――
GM:で、誰から発表する?フェイ:オルフィやれよ、俺ばっか殴りやがって! オルフィ:えっと……はい――(メモ用紙を出す) GM:『ギルド名:碧い烈風』――か。どこからイメージしたのかわからないが……普通だな。 フェイ:なんで碧で風なんだよオルフィ? 意味不明なの名前付けんなよ(笑) オルフィ:あ、あーそうですよ。私はどうせ意味不明です! フェイ:なんで怒るんだ?(笑) オルフィ:ルイはどうなの? ルイ:ぼくは……『ギルド名:双頭の蛇を倒すもの』です。 オルフィ:………………。 マーナル:思いっきり個人的理由なギルド名ですね。 ルイ:ごめんなさい。これしか思いつかなくって。 オルフィ:ザハッドさんは? ザハッド:ん? これだ――『ギルド名:正義の死者』(笑) オルフィ:死者? ザハッド:うむ、正義の為に死んで行ってもらう犠牲者達への鎮魂の言葉だ。お前達は正義の礎になったのだ……という正義の使者と死者をかけたギルド名だ。 フェイ:ザハッドさん……なんか満足げだ(笑) オルフィ:次! マーナル:ふっふっふっ……これは自信あります。リプレイ的にもGMが思わず許しちゃう事請け合いのギルド名です! ルイ:お金関係? マーナル:違います!!(笑) 私はいつもいつもお金だけを優先するキャラではありません!(笑) ザハッド:で、どんな名なんだ? マーナル:ごほん……ずばり!――『ギルド名:至高の皇帝Jr!!!』 オルフィ:はい却下。 フェイ:ぽいッ(メモをテーブルの下に捨てる) マーナル:ああ! なんであなた達はそういう事を!(笑) ※至高の皇帝――フェイとオルフィは皇帝(オルフィの実の父親)を嫌っており、マーナルは信奉しているのだ。
マーナル:皇帝様……お子様達は酷い不良に育ってしまいました……よよよ(笑)フェイ:保護者が何を言う。 オルフィ:保護者のせいじゃない。 マーナル:ああ、保護者に向けられる無慈悲な瞳が痛い(笑) ザハッド:で、ギルドマスターはどうなんだ? ルイ:フェイさんは何に? フェイ:おう! 見ろ! さっきオルフィに止められたから――『ポ―― オルフィ:ビリーーッ!!(すかさず奪い取ってビリビリと破りさる)――はい、却下ね(一同爆笑) フェイ:な……酷いじゃないかオルフィ! まだ一文字しか言ってないのに!!!(笑) オルフィ:ポから始まる単語なんて一つしか思いつかないじゃないのよ! さっきと同じ事言わす気? フェイ:そんな事は無いぞ! ポから始まる別の言葉だってあるじゃないか! もしポメロと違ってたらどうするんだよ!! マーナル:でもポメロですよね? フェイ:おう!(笑) オルフィ:バキッ! 結局、ギルドネームはオルフィの『碧い烈風』に決定、ギルドスキルはマーナルが≪目利き≫だと最後まで抵抗するも、安定した力を発揮する≪加護≫になる。
GM:とろこでリプレイ的に気になるので聞きたいのだが……なんで碧い烈風なんだ? あ、これは神殿の受付係が興味本位で聞いたって事で(笑)オルフィ:それは……べつに……その……。 ルイ:フェイさんの髪と瞳が緑だからですよね? オルフィ:う゛。 マーナル:ああ、フェイは≪トルネードブラスト≫とか使いますしね。だから風……碧い烈風ですか。可愛いとこあるじゃないですか(笑) オルフィ:知らない知らなーい! って依頼所に戻っちゃいます――途中でソイとか蹴りつつ(笑) ◆Opening03◆3つの依頼から選ぼう 碧い烈風としてギルド登録を済ませた一行は、再び依頼所へ戻って来ていた。
GM:ではフィリスが――「ギルド名は決まったみたいですね。では改めて依頼を紹介しますね?」フェイ:おう! GM:「今日ある依頼の中で、皆さんが担当できそうな依頼は4つです」 マーナル:じゃあその中で一番報酬が高いのを頼みます。 ザハッド:いや、一応全部聞こう(笑) GM:「では最初の依頼は――『続・猫探し』」(一同爆笑) オルフィ:なんで私達が失敗した依頼がもう一度出ているのよ?(笑) ザハッド:ああ、失敗したとは言ってないからな。 マーナル:ザハッドの口をふさぎます――まぁいいじゃないですか、他の依頼を見ましょう(笑) GM:「2つ目の依頼は――『ゴブリン退治』ですね」 フェイ:なんか真っ当な冒険者への依頼だ! GM:「村の近くにある廃砦に住み着いているゴブリンを退治して欲しい……という依頼ですね」 ザハッド:正義の血が騒ぐな。 マーナル:あなたは暗殺者じゃないですか……まぁそんな事より報酬はいくらです! GM:「ギルド全体で400Gですね」 フェイ:他の依頼は? GM:「3つ目は運び屋の仕事ですね――『荷物の受け渡し』です。神殿からの直接依頼ですね」 マーナル:で? GM:「報酬は500Gです」(笑) マーナル:この時点でゴブリンは却下ですね。 GM:「最後は――『黄金のキノコを探して』という依頼です。あるアルケミスト(錬金術師)からの依頼です。報酬は350Gです」 マーナル:はい落ちた! 運び屋にしましょう。 フェイ:決断早いよマーナル(笑) オルフィ:でも私も錬金術師は嫌かなぁ……なんとなくだけど(笑) ザハッド:それぞれの束縛される時間はどうだ? GM:「ゴブリン退治はここから一週間程行った所にある村の依頼です。運び屋の仕事はやっぱりここから一週間かかる街の神殿で荷物を引き取ります。キノコ探しは5日程行った所の森ですね」 ザハッド:キノコは探すのに時間が掛かりそうだな。 マーナル:だからキノコは安いから却下ですって。 ザハッド:ゴブリン退治にしないか? 運び屋って荷物を守る必要もあるだろう? 守る系は…… フェイ:た、確かに……俺達って猫さえ守れないギルドだからなぉ(笑) オルフィ:ああ、やっぱ落ち込むかも……失敗した理由がほとんどマーナルのせいだったとしても(笑) マーナル:いえ、9割オルフィですから。 ザハッド:それに報酬が高いという事はそれだけ危険もあるという事、危険が高いという事は成功率も下がる。猫のように守るものは無い方がいいだろう。 オルフィ:グサグサッ!(笑) フェイ:オルフィ落ち込むなよ〜、ほらソイ、オルフィを慰めてあげるんだ(笑) オルフィ:パッカーン! と蹴ってから――慰めてくれるならあんたが自分でやりなさいよ!!(笑) フェイ:ああ、ソイ! 大丈夫か!!(笑) オルフィ:ピクピク。 フェイ:まぁ冗談はおいておいて――マーナル、ゴブリン退治にしよう。 マーナル:フェイ、あなたまで。 フェイ:ここはオルフィに聞こえないように小声で――オルフィも前回の失敗で落ち込んでいるしさ、ここは成功しやすい依頼を受けたいんだ。 マーナル:………………はぁ、今回だけですよ。 フェイ:決まりだ! ゴブリン退治を受けるぞ! ◆Middle01◆ゴブリン退治へ意気揚々 片道一週間をかけて碧い烈風ギルドは村へとやって来ていた。村はさして珍しくも無い農村であり、近年の過疎化が目立つ程度の平和で静かな雰囲気が全体を包んでいる。
GM:あ、ちゃんと1週間分の食料費は減らしておいて下さい。マーナル:ザハッド、あなたが言いだしっぺなのですから全員分払って下さいよ。 ザハッド:まぁ……わかった。それぐらい払おう。 GM:1人10Gとして70G払って下さい。 ザハッド:………………(キャラクターシートを見ている)。 ルイ:どうしたの? ザハッド:いや……シーブズツールを売るか(一同爆笑) マーナル:そんなに金が無いなら無理に払うとか言わないで下さい! いいですよ半分私が持ちますから!(笑) ザハッド:ああ、すまない(笑) GM:では村に付きました。寂れた農村って感じです、ほそぼそと食べていけてる状態ですね。 オルフィ:依頼人って村長さん? GM:そうです。村の人に聞けば案内してくれます。 ルイ:じゃあ村長さんから詳しい話を聞こう。 ――村長さんから聞いた情報――
GM:そして村長さんは砦までの簡単な地図を書いてくれます。ちなみに今はお昼、村長さん家でご飯食べながら説明を聞いていました。◆村から3時間程森に入った所に打ち捨てられた砦がある。ゴブリンは3年位前からそこに棲みだした。 ◆村にも下りてこないし害が無かったのでゴブリンを放っておいた。 ◆最近になってゴブリンが村の方へ下りてくるようになった、目撃情報が数件ある。 ◆まだ畑が荒らされたり人間が襲われたりはしていない。が、時間の問題と思いラインに依頼を出した。 ◆だいたい20匹ぐらいいると予想される。下りて来だしたのは2週間ぐらい前から。 マーナル:どうしましょう、すぐに出発しますか? フェイ:おう! さっさと出発しよう。こうしている間にも被害は増えるかもしれないし。 オルフィ:うん。私もそう思う。 ルイ:ぼくもその方が良いと思います。 ザハッド:俺はもう少し村を見てから……と言いたい所だが、相手はゴブリンだしな。このまま行っても大丈夫だろう。 ………………………………………………………………………………………………
フェイ:よし。一通りソイと遊んだし、あとは砦までどっちが早く着くかだな! ソイ、俺と競争だ(笑)村を出発する事2時間半、一行は森の中をピクニック気分で歩いていた……いや、1人が特に。 GM:『ソイッ♪ ソイッ♪』 オルフィ:って走るな! 引っ捕まえます――1人で先走ってはぐれたらどうするのよ? マーナル:そうですよフェイ、いきなりゴブリンに襲われたらどうするのです。 フェイ:大丈夫大丈夫、なんせソイも一緒だからな(笑) オルフィ:ソイじゃ戦力にならないって……。 ルイ:でも、偵察に行くのは悪く無いと思うよ。 ザハッド:そうだな……ではシーフの俺かオルフィが行こう。 マーナル:いえ、ここは私に任せて下さい。空を飛んで上空から偵察してきます。それならもし見つかっても逃げられますし。 オルフィ:じゃあマーナル行ってらっしゃい。 フェイ:死ぬなよ〜(笑) マーナル:不吉なことを……バッサバッサ――退場しました。 GM:では森の中、残っている4人は【感知】で振って下さい。難易度は12です。 フェイ:(コロコロ)……10! オルフィ:……15ね。 ルイ:9だよ。 ザハッド:13だ。 GM:成功した人は見えます。木々の陰からこちらを見ているゴブリン一匹。 オルフィ:みんなあれ!――指差す。 GM:じゃあゴブリンは見つかったと思って逃げだします。ゴブリンを捕まえたい場合はダイスを1個マイナスして、【敏捷】で対決です。マイナス分は森と距離の修正だと思って下さい。(コロコロ)……こっちは9です。 ザハッド:俺に任せろ(コロコロ)……10。 GM:捕まりました――「キー!」(笑) ザハッド:ゴブリンの喉元にナイフを突きつけて――さて、どうする? ルイ:このゴブリンの敏捷は? (コロコロ)……エネミー識別は14です。 GM:識別値は5だからデータ見ていいよ。敏捷1の行動値3の移動力8だ。 ルイ:泳がせない? その数値ならすぐに追いつけるし。 フェイ:それでいいんじゃねー? なんで最近になってゴブリンが現れ出したのかわかんねーし。 オルフィ:じゃあ逃しちゃおう、ザハッドさんお願い。 ザハッド:では手を放そう。 ◆Middle02◆いざゴブリン退治! 一方、フェイ達と別れて偵察に向かったマーナルだったが……
GM:ではマーナルの方をやろう。マーナル:ふっふっふっ……砦をファイアーボルトで壊滅し、宝も報酬も私が1人締めするのです(笑) フェイ:それが本音かーーー!!(一同爆笑) オルフィ:本当性格変っちゃったよね。 マーナル:はっ! 世の中金ですから(笑) GM:さて飛んでいるマーナルだが[危険感知]の難易度13ね。 マーナル:[危険感知]! 私は空飛んでいるのですよ? それなのに危険が!? GM:危険が近づいています。いいから振りなさい(笑) マーナル:なぜに空の上で危険が(コロコロ)……12。 GM:失敗したので不意打ち扱いね(コロコロ)……12命中。 マーナル:………………。 オルフィ:悪銭身に付かず。 フェイ:まだ銭を手に入れてもいなけどな(笑) ザハッド:不意打ちだからダイスがマイナス1Dか。 マーナル:フェイトを1点使って(コロコロ)……9。駄目です。 GM:(コロコロ)……物理の15点ダメージ――『ターンッ!!』という音が痛みと同時に聞こえた。 マーナル:8点来ます……って、ターンッ!? 撃たれた? GM:ついでに飛んでるし【器用】で難易度8に失敗すると落下するって事で(笑) マーナル:まぁ8なら(コロコロ)……失敗(笑) GM:このまま戦闘に突入する落下ダメージと、演出でノーダメージになる気絶、好きな方を選ばせてあげよう。 マーナル:気絶でお願いします。なぜ私だけこんなことに……。 ルイ:悪い事は考えるものじゃないね(笑) ………………………………………………………………………………………………
GM:【感知】15に成功すれば、砦の方で銃声がしたのに気が付きます。場面はゴブリンを泳がせている4人に戻る…… 一同:(コロコロ)……『失敗』 オルフィ:クリティカル成功♪――ねぇみんな、今遠くで銃声しなかった? ルイ:銃を使うゴブリンっていたっけ? フェイ:いないんじゃないか? オルフィ:でも砦の方からだったよ? ザハッド:俺達の前で逃げていくゴブリンの方角は? GM:砦が村から見て北なら、ゴブリンが逃げていくのは東だね。 ザハッド:少なくともゴブリンは砦にいないという事か。 オルフィ:砦には銃を使える奴等がいるって事? ルイ:それができるのって言うと……フェモールか人間かな? フェイ:どっちでもいいって! どうせ依頼はゴブリン退治なんだし早く追おうぜ? オルフィ:それもそっか。 ザハッド:そうだな。 ルイ:とりあえず砦は後で考えよう(笑) マーナル:なんと言うか……誰か砦に助けに来て(一同爆笑) ………………………………………………………………………………………………
GM:ゴブリンを追って行くと奥のほうに洞窟が見えてきます。さらにゴブリンを追っていくフェイ達4人。やがて森の開けた場所に洞窟が見えてきた。そしてその洞窟の中から―― ザハッド:泳がしていたゴブリンを今すぐに倒す、叫ばれるとやっかいだ。 GM:ぐっ(←叫ぼうと思った)――ではここから戦闘に入ります。ゴブリンの番になったら洞窟の中へ救援を叫びます。 ザハッド:では一番早い俺がマイナーで接敵、命中に1点フェイト使用(コロコロ)……クリティカル、ダメージにさらにフェイト1点消費(コロコロ)……23点ダメージ。 GM:……死亡しました。 フェイ:すげー! ザハッド:さ、あとは洞窟にいる奴等だけだが……そういえばマーナルはどうした? オルフィ:どっかその辺飛んでるんじゃない? フェイ:そうそう、あのキャラは死なないキャラだしな(笑) 死なないキャラって何?
ルイ:とりあえずゴブリン退治を優先しようよ。ザハッド:では洞窟を偵察してくるか。 フェイ:いいよ、どうせならみんなで行こう! オルフィ:そうね、1人は危険よね?(一同爆笑) そして―― 「≪トルネードブラスト≫!!」 「≪ファーブニル≫召還!!」 「≪ジョイフル・ジョイフル≫でオルフィさん!」 「じゃあもっかい≪ファーブニル〜≫」 「……やること無いな俺」 ――ゴブリン全滅。 GM:………………。 フェイ:あ〜戦った! これが有名なゴブリン退治か〜(笑) オルフィ:意外とあっけなかったわね(笑) ルイ:まぁレベル的にフェイさんとオルフィさんが2Lvだから負けは無いよ。 ザハッド:任務完了。 フェイ:さ、村に帰るか!(笑) オルフィ:すがすがしい気分ね(笑) マーナル:あ〜〜誰も助けに来てくれないなぁ……(一同爆笑) ◆Middle03◆マーナルウェイ フェイ達がゴブリンを瞬殺している頃……――
GM:ではマーナルに場面を移そう、今は砦の中です。マーナル:状況は? GM:簀巻きにされて床に転がされています。武器は取られていますね。 マーナル:あ〜〜私のバトルアックスが……。 オルフィ:いらないじゃん魔法使い(笑) GM:周りには山賊っぽい人間が数人います――「ケッ! こいつ1Gも持ってやしねぇ」 マーナル:当たり前です。 GM:「起きやがったな? しかも自慢げだ! むかつく奴め」――ゲシゲシッ! マーナル:イタイイタイ。 GM:と、のっしのっしとモンクっぽい山賊の頭がやってきます――「お前等、そいつは俺らの事に気が付いて探りに来た奴だったか?」 フェイ:(突然に部下)『いえ……一銭も持って無くて』 GM:「そんな事は聞いてねえ!」(一同爆笑) フェイ:(部下)『へ、ヘぃ!』 GM:「しょうがねー、俺が直々に聞いてやる……で、お前は何しにきやがった?」 マーナル:あ、え……そう、観光です♪ GM:ゲシッ! マーナル:痛い。 GM:「どこの世界にバトルアックス持って観光に来る奴がいんだ!」 フェイ:いやまったく(笑) オルフィ:冷静なツッコミね(笑) マーナル:わ、わかりました本当の事を言います。実は私、観光に来た奴等の用心棒に雇われたんです。 GM:「ほう…で、そいつ等はどうしたんだ?」 マーナル:それが酷いんですよ! そいつ等は先に危険があるかもとか抜かしやがりまして、私を偵察に出しやがったんです! GM:「頭良いじゃねーか」(笑) マーナル:ええ、まったく(笑) なにが言いたいんだマーナル。
GM:「何にしろ、どうやら俺らの計画はバレちゃいねーよーだな」フェイ:(部下)『じゃあ予定通りやっちまいましょう』 GM:「そうだな、予定通り村を襲いに行くのは今夜だ! お前ら、準備しておけ!」 フェイ:(部下)『おおーーー!!』(笑) マーナル:あ、あの、待って下さい……その村には観光客達も泊まっているんです! GM:「ああ? だから助けて下さいってか?」 マーナル:違います。是非とも私も協力させて下さい! GM:「………………あん?」 マーナル:あいつ等は酷い奴等だったんです! 人のツケでバクバク飯を食うわ、人の金は問答無用で盗るわ、ギルドに入れてやった恩を仇で返すわ、果ては友達だと思ってたのに時々裏切るわ!! もう、なんて言うか、今すぐに襲いに行ってもいいぐらいです!!!(一同爆笑) オルフィ:せめて山賊を足止めする方向に持って行ってよ!!(笑) フェイ:そうだマーナル! 俺らだってすぐ砦行くんだし! GM:「おい用心棒、貴様の護衛してた観光客ってのはまだ村にいるのか?」 マーナル:います! 安全だったら自分達も行くってまだ村に留まっていました。なんなら村で泊まっている宿に案内しますよ、あいつら金結構持ってますいますから! GM:「おう、お前なかなか見所あるじゃねーか、どうだ? 俺らの山賊団に入れてやろうか?」 マーナル:面白そうですね。是非(笑) そして、マーナルの縄は解かれ(剣などを突きつけられてはいるが)、山賊頭との間に一杯の杯が持ってこられる。
マーナル:これは?GM:「誓いの杯だ。これをお前も飲んだら仲間として認めてやる」――と言うと頭はグビッと半分まで飲んでマーナルに渡します。紫色の液体だ。 マーナル:もちろん飲みますよ。グビグビッ! GM:「よーしよしよし」――君に突きつけられていた剣とかが取られる、他の山賊達も緊張を解くよ。 マーナル:おお、どうやら仲間と認めて貰えたようですね。 GM:「ああ、これでお前は毎日この液体を飲まないと死ぬ体になったわけだ」 マーナル:………………なんですとーーー!?(一同大爆笑) オルフィ:もう飲んじゃったね(笑) フェイ:馬っ鹿だなぁ(笑) ザハッド:普通毒だぞ、こういう場合。俺は自白剤だと思っていたがな(笑) GM:「ようし兄弟! さっきまでは悪かったな。向こうにポーションがある、飲んで今夜に備えておけ!」 マーナル:あ、ありがとうございます……って、ああ……どうなるの私?(笑) ◆Middle04◆観光客現る! ゴブリンの洞窟を後にして、マーナルと分かれた地点まで戻ってきたフェイ達。
ルイ:どうしようか?フェイ:え、村に帰るんじゃないのか? ザハッド:マーナルを偵察に出しっぱなしで帰るのはまずいだろう。さっきオルフィが銃声を聞いたとも言っていたしな。 フェイ:ちぇー…ったく世話がかかるなぁ(笑) ルイ:でもどうするの? 銃声がしたならそのまま近づいて行ったら危ないんじゃ? オルフィ:ああ、それなら私に良い考えがあるわ♪ そして――
GM:で、どうなったの?オルフィ:うん、全員完璧に観光客に化けました(一同爆笑) マーナル:私への当てつけですか!(笑) フェイ:大丈夫だ! 【器用】で13とか振ったから武器とか上手く隠したぞ(笑) ザハッド:では砦に行くか。 GM:えっと……目の前に砦が見えてきました。 ルイ:「ねえ見て見て! 砦だよ砦(←子供っぽく)」 オルフィ:「本当だ〜すごーい♪(←シナ作って)」 フェイ:オルフィ変(一同爆笑) GM:『ソイッ! ソイッ!』 オルフィ:うるさいわね! ばれたらどうするのよ――フェイが余計な事言わないように肘撃ちを水月に叩き込んでおきます。 フェイ:グッ…ハ…… ………………………………………………………………………………………………
GM:一方砦の中です――「お、お頭、大変です! 観光客がやって来ました!」(大笑)フェイ:(部下)『奴等本当に観光目的ッスよ!』 GM:お頭が言おう――「ほう、それで何人いた?」 マーナル:きっと4人ですね。 フェイ:(部下)『その通りッス!』 GM:「ちっ! ここに俺らがいる事がバレたら村人達に伝わっちまうな……よし、ここは静かに隠れて奴等が入ってきたら、一気に奇襲をかけるんだ」 マーナル:頭(かしら)、私にさっきの毒薬を20本ぐらい貸してくれませんか? オルフィ:ああ、マーナルが薬持って逃げる気だ(笑) GM:「なんでだ? 理由を言え」 マーナル:え、え〜〜と……そうです! この砦の入り口に樽一杯に仕掛けて、奴等に飲ませましょう。そしたら仲間の1人が人質になったも同然! 奴等はこっちの思う壷です。 GM:「おお、お前頭良いな」(笑) マーナル:上手く誤魔化せました。私はやはり頭が良いですね。 オルフィ:頭悪いわよ! なんで被害増やそうとしてんのよ!(笑) フェイ:最悪だマーナル!!(笑) ………………………………………………………………………………………………
ルイ:「この砦は凄いよ! この保存状態、素晴らしいね♪」そして砦正面からやってくるフェイ達―― オルフィ:「うわぁ〜私入ってみたいなぁ」 ザハッド:砦って二階建てか? GM:石造りの二階建てです。 ザハッド:ふむ。 フェイ:煙で燻そう(一同爆笑) マーナル:私が中にいるんですよ!? オルフィ:是非とも燻そう(爆笑) マーナル:是非って何ですか! 煙に巻かれて死んじゃったらどう責任取るんですか!! フェイ:そっちの声は聞こえないしな。 オルフィ:「あ〜〜この砦の空調管理を調べてみたいわ〜、さぁフェイ、ザハッドさん、燃え難い生木を沢山持ってきて♪」 ルイ:「そうだね、それは凄い興味深い事だよ」(笑) ザハッド:じゃあ集めてきた。ちゃんと燃えるように枯れ枝も適当にな。 フェイ:基本的に枝を折って持ってきた。 ルイ:じゃあ火を―ボッ!!(笑) オルフィ:パタパタ仰ごう。正面の扉から中へ入っていくように(笑) フェイとオルフィはのりのりである。一方その頃……――
GM:砦の中です。山賊の頭が――「くそっ! 煙だなんて酷いことしやがる!」マーナル:頭は2階へ非難して下さい。私は入ってまだ日が浅いので鉄砲玉としてココに残ります。 GM:「馬鹿やろう。日が浅いんだから俺の目の届く所にいろ!……よし、とりあえず全員で2階へ行くぞ!」 マーナル:わ、わかりました。 再び外組へ戻ってきて……――
GM:フェイやオルフィは?フェイ:パタパタ♪ オルフィ:薪をくべます(笑) GM:では全員[危険感知]の難易度12で。 オルフィ&ザハッド:『成功!』 フェイ&ルイ:『……失敗』 GM:失敗した人は不意打ち扱いです。成功した人は普通に避けていいです。2階の窓から銃を突き出して(コロコロ)……5回撃ちました。 フェイ:1人1発として……5発目は誰? マーナル:じゃあその1人は(コロコロ)……1――「あのポメロを頭に乗せた奴が良いです」(一同爆笑) オルフィ:ちょっとマーナル! なんであんたが指示だしてるのよ!! マーナル:はっはっはっ、そっちの声は聞こえませんなぁ(一同爆笑) オルフィ:ムカツクわね〜マーナルが一つ賢くなってる(笑) マーナル:まぁダイス目ですしフェイも諦めなさい(笑) フェイ:ギャーーー! GM:じゃあ命中いくよ〜(コロコロ)……オルフィに12命中、ルイに11、ザハッドに13、フェイに12と9! オルフィ:(コロコロ)……15で回避。 ルイ:フェイト使って(コロコロ)……避けた! ザハッド:ま、余裕で避けたぞ。 フェイ:2撃目は避けたけど、初撃を食らった。 GM:ダメージは(コロコロ)……11点。 オルフィ:≪サモン・アラクネ≫――「フェイ危ない!!」(コロコロ)……6点軽減! フェイ:痛くなーい♪……くそ、やっぱマーナルを撃った奴等がいるんだな! オルフィ:今、砦の扉の前でしょ? 森に逃げたら狙い撃ち? GM:森までは50mぐらいはあります。 フェイ:砦への扉を全開にして――「とりあえず入るぞ!」 オルフィ:確かに……今は入っちゃう方がいいかも――「ゴホゴホッ! 誰よ煙入れたの!」(笑) ルイ:ぼくは我慢して先に入ります。銃に撃たれるのは危険です。もうフェイト使いたくありません。 ザハッド:ルイ1人じゃ危険だ、俺も先行しよう。 GM:では2人は[危険感知]の難易度13! ルイ&ザハッド:(コロコロ)……『失敗』 GM:ではルイとザハッドは回避して下さい。不意打ちなのでダイスを1つマイナス状態で、難易度13です。 ザハッド:フェイトを使った(コロコロ)……18回避! ルイ:フェイトを使って(コロコロ)……ああ、10成功しかしない(笑) GM:ではルイに紫色の変な液体が降り注ぎます。いくらかは飲んじゃいますね。 ルイ:ゴホッ! ゴホッ! オルフィ:水? フェイ:油じゃない? GM:【知力】判定。シーフの人は難易度10、その意外の人は難易度15です。 ザハッド:俺が成功だ――まずいぞ、この水は一日飲んだら毎日飲み続けなくてはならなくなる毒薬だ(笑) ルイ:さっきGMがいくらか飲んだって……。 フェイ:毎日飲まないと? ザハッド:うむ。死ぬ。 ルイ:死ぬーーーー!!(笑) オルフィ:ちょ、ちょっとどうするのよ!? ザハッド:ああ、心配するな。解毒剤の作成方法は知っている。街に戻ったらすぐに作ってやるさ。 ルイ:ああ良かった♪ フェイ:でも街までは1週間かかるぜ? ルイ:あ、ああ……それじゃあ駄目だよ!!!(一同爆笑) オルフィ:どうするの? このままじゃルイが死んじゃう? ザハッド:まぁこの毒薬を使ってくると言う事は、よほど予備の毒薬を持っているか、解毒薬自体を持っているかのどちらかだろう。この砦を調べれば見つかるさ。 フェイ:おお、良かったなルイ(笑) ルイ:アハ…アハハ……なんか気分がハイになってキタよ(笑) 今度はちゃんと[トラップ探知]をしてから砦へ入っていく一行、目的は紫色の毒液7日分か、その解毒薬である。
GM:中に入ると正面へ続く通路が1つ、左手に延びる通路が1つ、そして右手側に2階へ上る階段が見える。ザハッド:壁や床に耳を当てて気配感知のような事はできないか? GM:う〜ん……じゃあ【感覚】の難易度13で振ってみて。 ザハッド:(コロコロ)……14で成功だ。 GM:では2階からは人の気配がするね。 ザハッド:その話を皆にしてから――どうする? フェイ:もちろん2階へ―― オルフィ:首にチョップ。 フェイ:ぐふッ(笑) オルフィ:まずは2階より1階を調べるわよ。解毒薬があるかもしれないし。 ルイ:アハッアハハッ♪(笑) フェイ:でも敵と戦いたかったんだけどなぁ。 オルフィ:じゃああんたは階段の所で見張ってなさい! それで敵が階段で降りてきたら戦っていいから! フェイ:おう! じゃあソイと見張ってるよ(笑) GM:『ソイッ♪ ソイッ♪』 ルイ:ごめんなさい。ぼくもフェイさんと一緒に待ってます。アハッ♪ その後、砦1階の探索中に逃げ遅れの山賊1人を拘束、ザハッドが遠慮なく情報を聞き出す。
オルフィ:それより、マーナルが裏切ったなんて……。――逃げ遅れ山賊から聞きだした情報―― ◆マーナルという用心棒が仲間になった。紫の毒液を飲んだので信用できる。 ◆解毒剤は無い。皆、毒液の常習犯であり、毒液の備蓄は一番奥の部屋にある。 ◆仲間はボスが1人と、銃使い(モブ)が5グループ。 ◆ゴブリンどもからこの砦は奪った。 ◆今夜、この砦を捨てて村を襲いに行く手はずだった。 ザハッド:信じられないか? オルフィ:いや、いつかやるとは思ってた(笑) フェイ:うんうん(笑) ザハッド:………………。 ルイ:アハアハアハアハ ◆Middle05◆マーナルの裏切り? フェイ達4人が砦1階を探索している間、2階では山賊達が作業を追えて、次々に窓から砦を脱出していた。
GM:ではマーナルの方です。山賊達は皆2階の窓から砦の外へと脱出しています。あとはマーナルと頭だけです。オルフィ:1階を探索している間に逃げられてる? GM:そうだね。山賊の頭が――「さぁマーナル次はお前だ。先に行け」 マーナル:いえ、私はここに残ります。残って奴等の足止めをします。 観光客の足止めをしてどうなる。
GM:「馬鹿ヤロウ! さっき説明しただろうが、もう今夜決行なんだ! この砦はこれから爆破するんだよ!」マーナル:爆破!?――急いで降ります。 フェイ:マーナル!!!(笑) オルフィ:私達は中にいてそんな事になっているなんて、まったく解らないんだよ!? マーナル:そうでしたそうでした(笑)……じゃあ壁に小さく――『もうすぐ爆発』と伝言を―― 一同:『叫べよ!!!!』(一同爆笑) オルフィ:そんな所に書かれても、見る頃には爆発してるじゃない!(笑) マーナル:ああ、そうですね(笑) じゃあ――「なんだってーー! もうすぐこの砦が―― GM:(割り込んで)――と、言った所で山賊頭に口を押さえられます。【敏捷】で対抗判定ね? ルイ:フェイトを使ってよ? オルフィ:ここで成功しなかったらソイを喉に詰めて窒息死させるわよ。 フェイ:いや、それはやめてくれ(笑) マーナル:まぁ元の敏捷力が3で、フェイト1点の期待値が3.5……難易度13ぐらいまでなら―― GM:では先にこっちが振ってあげよう。山賊頭のデータは(コロコロ)……ダイス目8だから、合計16ね。 一同:『高ッ!?』 オルフィ:フェイトを全部使えば何とかなるわ! フェイ:頑張れマーナル!! マーナル:………………。 GM:「奴等が村に知らせなきゃ、金がたんまり入るんだ。放っておけ」――とさっき頭に言われた言葉を思い出します。 マーナル:(おもむろに2D6"だけ"を握り…コロコロ)……失敗――「そうでした。金が手に入るのでしたね」 あまりの決断に一同大爆笑中――
ルイ:う、裏切ったよこの人(笑)ザハッド:金が全てだとはいえ仲間を売るか、普通? フェイ:これで死んだらどうすんだよマーナル!! オルフィ:あとで絶対仕返ししてやるから覚えておきなさいよ!!(笑) ◆Middle06◆砦からの脱出! 階段の所で見張るフェイとルイ。砦の奥部屋へと辿り着き、毒液を探すオルフィとザハッド。その時だった、天井から爆発音が響き渡ったのは!!
フェイ:GM! [危険感知]はないのか!?GM:そうだな。マーナルが裏切って爆発の情報がまったくない状態だし、受動的に気が付いた方が良いだろう(笑)――難易度12で! ザハッド:(コロコロ)……13で成功、部屋を探索しながら――「オルフィ」 オルフィ:私も12で成功――「うん、なんか嫌な予感がする。盗る物盗って早く出よう」 ルイ:アハッ♪ ぼく失敗(笑) フェイ:俺はクリティカル成功だぞ! GM:じゃあフェイは凄いヤバイ感覚に襲われる! フェイ:俺の頭上で――『ソイソイソイソイソイソイッ!?』――とソイが大騒ぎするんだ(一同爆笑) オルフィ:自動危険感知システム搭載?(笑) フェイ:そう(笑)――まずい、ソイがこんなに騒ぐなんて―― GM:と、ここで2階から爆発音が聞こえて天井からパラパラと砂が(笑) フェイ:……やばいルイ! ここから出るぞ!!(笑) GM:同時に奥の部屋も同じ状況です、壁もどんどん亀裂が入って行きます。 オルフィ:紫の毒液は? それを見つけてからじゃないとルイが助からない! GM:じゃあ1人2D6個だけ見つけて持って帰れる。 オルフィ:(コロコロ)……10本! これでルイは助かるわね!(笑) マーナル:私の分も〜〜(←哀れっぽく) オルフィ:ハァ?(一同爆笑) マーナル:………………。 フェイ:オルフィ…グッジョブ♪(笑) マーナル:そんな事言わないでお願いしますよ! 私の分もプリーズ!(笑) オルフィ:仲間捨てておいてお金選んだ奴が何か言ってる……気がするわね。 フェイ:急げオルフィ! この砦はやばい…早く逃げるぞ!!――と奥に向かって叫ぶ(笑) オルフィ:うん! 毒液も必要分ゲットしたからすぐ行く! マーナル:いえいえ足りてませんから私の分! あと4本ほど必要ですから!! ザハッド:オルフィ、電波が聞こえるから言うわけじゃないが……予備は多い方がいいだろう。GM、俺も毒液を漁っていくぞ。 GM:どうぞ。 オルフィ:まぁ確かに予備は必要かぁ。 ザハッド:(コロコロ)……さらに10個手に入れた。 マーナル:ああ、信じられるのはザハッドだけです(笑) フェイ:お前に言う資格無いと思うぞ。 GM:では全員5回【敏捷】で判定して下さい。難易度は全て10です。そのうち4回成功すれば無事この砦から脱出できます。 オルフィ:失敗したら? GM:死にます。これは完全死ね(笑) フェイ:なるほど……って完全死!? ルイ:しゃれにならない(笑) ザハッド:危険感知でわかったレベルなんだ、助かる可能性があるだけありがたい。 オルフィ:あ〜〜もう!! やっぱマーナルが叫んで教えてくれてれば良かったんじゃない!! マーナル:ガンバレ〜(一同爆笑) オルフィ:凄いムカツクわねその応援!!(笑) フェイ:大丈夫だオルフィ、俺も同じ気持ちだ(笑) GM:フェイとルイは階段の所にいたから3回成功すれば良いよ。奥に入ったシーフ組は4回成功ね。 ザハッド:失敗したら死亡か……カツカツだな。 ルイ:復讐を果たすまでぼくは死ねない。 オルフィ:なんて言うか……絶対生き残る。 フェイ:おう、そんでもってマーナルを一発殴る!!(笑) オルフィ:百発殴る(爆笑) マーナル:あ…と、が、がんばって……ほどほどに。 そして――
ザハッド:(コロコロコロ)……連続5回成功で脱出。オルフィ:…………私は1回失敗したけど、フェイトも使ってギリギリ脱出! フェイ:俺も1回失敗したけど脱出したぞ。 ルイ:………………。 オルフィ:ルイ? ルイ:最後の最後で失敗して死亡しました。 一同:『何ーーー!?』 オルフィ:マーナル!!! マーナル:なんですか!?(笑) オルフィ:死んでルイに謝れ!!!(一同爆笑) GM:いや待て、ルイはまだフェイトで振りなおしが可能だ! 振り直しで成功すれば死なないぞ! ルイ:ああ、そう言えばそういう使い方もできたんだった……振り直しと……残りのフェイトも怖いから全部使っちゃえ!(コロコロ)……14で成功――た、助かった〜〜(笑) フェイ:良かったなルイ! ルイ:本気で死んだと思ったよ〜(笑) オルフィ:良かったねマーナル♪ マーナル:ええ、私も寿命が縮みました(笑) オルフィ:でも一万発は決定ね(一同爆笑) マーナル:………………。 ザハッド:増えてるな……殴る回数が(笑) ◆Climax01◆敵と味方と 2階部分で起こった爆発は、その古びた砦を一気に崩壊へと推し進めた。もうもうと舞う土煙を眺め、山賊達は満足げに笑っていた。
GM:「発つ鳥跡を濁さずってな、がっはっはっはっ!」マーナル:あの頭? 毒液はどうするんですか? GM:「ああ、心配するな。あれなら俺が精製法を知っている」 マーナル:………………。 フェイ:(部下)ここで部下がやってくるんだ――『か、頭〜〜!』 GM:「どうした騒々しい!」 フェイ:(部下)『そ、それが……オレにも何が何だが……』――ガクッとその場で倒れる下っ端その1!(笑) オルフィ:そして土煙の中から現れる4人の冒険者!! GM:「な、な、な……なにーーー!?」(一同爆笑) フェイ:皆一様に怒りの表情でゆっくり現れるんだ! そして一様に声をそろえて叫ぶ!!―― フェイ&オルフィ:『死ねマーナル!!!』(一同大爆笑) 保護者に向かって素晴らしい物言いである。
マーナル:って、言ってるのフェイとオルフィだけじゃないですか!(笑)フェイ:ザハッドさん! ザハッド:いや、俺はそういうキャラでは無いしな(笑) オルフィ:ルイ! あんたも言いなさいよ! マーナル:脅迫してまで言わせないでいいですよ(笑) フェイ:マーナル、偵察に行ったまま帰ってこないから心配してたのに……来て見たら山賊の仲間になっていたなんて……見損なったぜ! マーナル:フェイ……これには事情が(笑) オルフィ:大丈夫よマーナル。私はあなたを見損なったりしない。 マーナル:オルフィ……。 オルフィ:あなたは元々そういう人だったのよね?(一同爆笑) マーナル:オルフィー!? GM:一応、敵の山賊がいる事もお忘れなく(笑) マーナル:おかしい。明らかにシナリオボスである山賊より、私に怒りが向いている(笑) GM:「くそっ……野郎ども、そしてマーナル! この観光客モドキをぶっ殺すぞ!」 マーナル:えっと……一応バトルアックスを構えましょう。もう戻してくれてるでしょうし。 GM:構いません。他の雑魚山賊もマスケット銃を構えます。 ザハッド:殺るか。 ルイ:遠慮はいらないよね? フェイ:無論!! どちらかといえば全滅方向で行くぞ!(笑) オルフィ:まかせて! やってやらないと気がすまないわ!(笑) ◆Climax02◆VS山賊団! GM:ではここから戦闘ラウンドに入ります。ザハッド:まぁ逃げ遅れの野党からマーナルが毒液飲んだのは知っているしな――マーナル、今ならまだ間に合う。こちらには毒液の予備もあるし街へ帰れば解毒剤も作れる。 ルイ:そうだよ、なんで山賊側にいるのさ? マーナル:みなさん……。 フェイ:ちょっと不満顔だけど……ま、ザハッドさんが言うんじゃな。 オルフィ:そうだね……今戻ってくるのなら……ギロチンで許すわ(一同爆笑) マーナル:思いっきり死ぬじゃないですか! どこも許してませんよ! だいたい私を1人偵察に向かわせるからこうなるんです!! 前回もそうだったが……1人先行して間違った流れに落ちていくのはマーナル自身の選択からである。ちなみにその行動により発生した不利益(砦からの脱出)により、メンバーの殆どにフェイトが残っていなかった(笑)
ザハッド:じゃあ山賊のままで良いというわけだな。GM:「その通りだ!」――と頭(笑) ザハッド:なら殺す。 マーナル:私返答してませんよ!?(笑)――だいたい……皆さんが私を殺せるわけないじゃ無いですか?(仲間を信じきった口調で) GM:(すかさず)「そうとも、お前等はここで俺達に殺されてしまうんだからな」(一同大爆笑) マーナル:ああ、せっかくの"仲間だって信じてるよ〜"のセリフが台無しに(笑) フェイ:マーナル、お前の気持ちはよ〜っくわかった! 骨は捨ててやる! 遠慮なく行くぞ! マーナル:ああ、なぜこんな事に(笑) GM:では山賊頭は行動値13、雑魚山賊は6だ。敵は山賊頭、山賊モブが2グループと3グループでエンゲージは3つそれぞれ分かれています。あと山賊頭と同じエンゲージに堕ちた天使がいる(笑) マーナル:堕ちた天使……私? GM:山賊頭は待機して終了。 ザハッド:では俺だな。2グループのモブ山賊に接敵して≪ブランディッシュ≫(コロコロ)……命中6!? GM:(コロコロ)……2グループとも回避です。 オルフィ:私も待機します。 フェイ:俺は全力で3グループのモブに接敵。終了! マーナル:私はバトルアックスを回しながら12m離れます。皆とは32m距離を置きました。山賊頭とエンゲージを別にします。 GM:む、オルフィの巻き込みファーブニルの範囲から逃げたか(笑) マーナル:な、なんの事でしょう(笑) GM:では雑魚山賊がオルフィとルイ、あとフェイとザハッドにもエンゲージしてない方の雑魚が(コロコロ)……オルフィに10、ルイに8、ザハッドに14、フェイに9と11で命中。 オルフィ:(コロコロ)……12で回避した。 ルイ:……ぎりぎり7で当たりました。 ザハッド:(コロコロ)……14で回避だ。 フェイ:9は避けた。11は命中……は痛いからフェイト使って振り直し(コロコロ)……回避した。 GM:ではルイにだけダメージ(コロコロ)……12点です。 オルフィ:≪サモン・アラクネ≫(コロコロ)……ごめん2点しか防げない。 ルイ:うう……大丈夫、これぐらいじゃ死なない。次はぼく(コロコロ)……成功、≪ジョイフル・ジョイフル≫をフェイさんに! フェイ:≪トルネード・ブラスト≫! モブで3LV以下なら全滅させるぞ。 GM:こいつ等は2LVなので死亡です。 フェイ:次はお前だーー! と山賊頭を指差す! GM:「ほう?」 フェイ:本当は山賊頭の向こうにいるマーナルを指差してるんだけどな(笑) GM:では待機してた山賊頭が動こう――「この俺を指差すとは良い度胸だ、相手になってやる」――マイナーでフェイに接敵、メジャーで≪ペネトレイトブロー≫(コロコロ)……命中16! フェイ:15!?――は、早い! GM:(コロコロ)……ダメージは9点! ルイ:プロテクション(コロコロ)……4点防ぐよ。 フェイ:助かる。 GM:「ちっ…アコライトか!」 オルフィ:次は私ね≪ファーブニル≫をザハッドさん付近のモブ達に(コロコロ)……命中12のダメージも12点!! GM:(コロコロ)……回避不能でダメージがそれでも死にはしない。 オルフィ:さすがに一撃じゃ終らないか。 ………………………………………………………………………………………………
GM:ではラウンドの最初に戻る……山賊頭は待機。ザハッド:じゃあ目の前のモブ達を≪ブランディッシュ≫(コロコロ)……クリティカル! 華麗に舞うナイフさばき!(コロコロ)……ダメージは24点だ! GM:クっ!(コロコロ)……いや、1人だけクリティカルで回避した! あとは死亡。 オルフィ:≪ファーブニル≫(コロコロ)……12。 GM:(コロコロ)……無理だ。死亡した。 オルフィ:さぁ残るは2人ね? マーナル:ああ、なぜか目が据わっているオルフィが怖い(笑) GM:「くっ……まさか手下が全滅するとはな。だが、まだ俺とマーナルがいる」 マーナル:一応次は私の番ですよね。山賊頭に攻撃します、ここでやらないと終ってから本気で殺されかねません(笑) オルフィ:チッ。 ルイ:い、今オルフィさんが『チッ』って(笑) マーナル:不意打ちにはなりませんか? 私は後ろに下がっていましたから死角なはずです。 GM:いいだろう。とはいえこっちもそこまでマーナルを信用して居たわけじゃないだろうしな……そっちの【敏捷】と、こっちの【感覚】で対抗判定しようか。 マーナル:了解です(コロコロ)……14! GM:9以上ならこっちの勝ち(コロコロ)……14!――「マーナル貴様! 裏切ったな〜〜!?」(一同爆笑) マーナル:≪ファイアボルト≫(コロコロ)……15命中。 GM:(コロコロ)……駄目だ、14だった。 マーナル:≪マジックフォージ≫を組み合わせて…あとフェイトも幸運値限界まで注ぎ込んで(コロコロ)……ダメージは38点! GM:そのダメージならまだ大丈夫――「ぐあ……貴様、あの毒液を毎日飲まねば死ぬのだぞ! あの液体の作り方は俺しか知らない……つまり、俺を倒せばお前も死ぬのだ!」 マーナル:そうかも知れません……しかし、やはり私は仲間を裏切る事はできない!! 一同:『………………』 マーナル:あ、あれ? 反応悪いですよ皆さん!?(一同爆笑) オルフィ:まぁ、マーナルの事は棚に上げておいて―― フェイ:おう、後回しにしよう(笑) ザハッド:まずは目の前の敵を倒すぞ。 フェイ:普通に攻撃(コロコロ)……13命中! GM:(コロコロ)……回避しました。お返しに山賊頭がフェイに≪スタンアタック≫≪ペネトレイトブロウ≫(コロコロ)……18! フェイ:(コロコロ)……それは無理だ! GM:ダメージは13点。≪ペネトレイトブロウ≫の効果でダメージは素通しね。 ルイ:≪プロテクション≫(コロコロ)……6点軽減! オルフィ:≪サモン・アラクネ≫(コロコロ)……3!! フェイ:ギルドの≪加護≫もあるし問題ない(笑)――ありがとうオルフィ、ルイ! ………………………………………………………………………………………………
GM:次のターンだ。このまま山賊頭が連続でフェイを攻撃≪スタンアタック≫≪ペネトレイトブロウ≫(コロコロ)……13命中。フェイ:(コロコロ)……13で避けた! ザハッド:フェイの援護に回る。マイナーで山賊頭に接敵、メジャーで攻撃だ(コロコロ)……14命中。 GM:(コロコロ)……15で回避――「ふん、2人がかりでその程度か?」 ザハッド:言っていろ。 マーナル:行きますよフェイ! (コロコロ)……成功! ≪エアリアルウェポン≫をフェイに付与しました。 フェイ:マイナーでマヒ状態を解除、そのまま攻撃(コロコロ)……12、焦りすぎたか(笑) GM:(コロコロ)……避けました。 ルイ:MPポーション飲みます。 オルフィ:私は何もしない。MPもキツイし。 ………………………………………………………………………………………………
GM:「さて、途中参加者には途中退場願おうか」――ザハッドに≪スタンアタック≫≪ペネトレイトブロウ≫(コロコロ)……クリティカル(笑)ザハッド:まずい、こっちはファンブルだ(笑) ルイ:可能性に賭けて≪カノン≫で振り直し! ザハッド:(コロコロ)……スマン、クリティカルはしなかった。 GM:ダメージは21点の素通し! ザハッド:ここは合えて受けよう。フェイ…決めろよ? 俺は山賊の拳を掴む。 GM:「な、なに!?」 ザハッド:ニヤリと笑って――動きが止まったな(笑) マーナル:ああ、カッコイイ事を(笑) ザハッド:俺はこのターンは行動しない。捕まえてて終わりだ。もっとも演出なので数値的に有利不利は無いがな。 オルフィ:私も待機。フェイで片が付かなかったら最後の≪ファーブニル≫を撃つから。 フェイ:まかせろオルフィ! マーナル:と、フェイの前に私の行動順です。 フェイ:美味しい所持って行く気だーーー(一同爆笑) マーナル:仲間をこれ以上傷つけさせるわけにはいきません!!(笑) ルイ:ボスをやっつけてそれを手土産に戻ってくる気だ(笑) オルフィ:ファンブルしろ〜。 フェイ:外せ〜〜(笑) マーナル:酷い応援です。が、私は負けない! ≪ファイアボルト≫(コロコロ)……クリティカル!? フェイ:なにーー!? ザハッド:本当に持っていかれたかもな。 マーナル:ダメージは(コロコロ)……24点! どうです? GM:ザハッドに掴まれたまま山賊頭が燃え上がる! しかし――「マーナル貴様〜〜許さんぞーーーッ!!」 フェイ:それはこっちのセリフだ!!!(一同大爆笑) GM:こい、山賊頭はまだ死んで無い! フェイ:マイナーで≪インヴィジヴルアタック≫、メジャーで≪バッシュ≫を使用!(コロコロ)……命中17! GM:(コロコロ)……15! フェイ:ダメージに≪ボルテクスアタック≫と残ってるフェイト1点を消費!(コロコロ)……33点の魔法<風>ダメージだ! GM:「ぐはぁっっっ!!!」――その一撃で山賊頭も倒れる。魔法ダメージってのが痛いな。これで敵は全滅だ。 オルフィ:全滅? ルイ:アハハハハハハーー♪ フェイ:GMもおかしな事を言うよな〜〜まだ1人残ってるのに。 マーナル:あ…え、と…フェイ?(笑) オルフィ:この堕天使はどんなドロップ品を落とすのかなぁ? マーナル:オ、オルフィ?(笑) ルイ:決まってますよ、ドロップ品は命♪(一同爆笑) マーナル:しゃれになりませんよ! 仲間を殺す気ですか!? 一同:『それはお前だーーーー!!!』(笑) ◆Ending01◆依頼初成功 その後、村に戻って事件の顛末を報告するギルドメンバー達。そして、報酬を受け取り村人達から感謝されながら、メンバーはラインの街へと戻っていくのだった。
オルフィ:そうだ、ルイは7日間ちゃんと毒液を飲み続けるのよ。ルイ:うん、わかった。 ザハッド:ま、街に着くまでの辛抱だ。付いたら俺が解毒剤を作ってやる。 ルイ:ありがとう♪ マーナル:じゃあ私はそんな光景から離れて道端で禁断症状に今にも死にそうです(一同爆笑) 帰り道の7日間、マーナルが毒液をネタに散々虐められたのは……まぁお約束である。
マーナル:皆さん酷いです!オルフィ:いや、自業自得だから(笑) アリアンロッドRPGリプレイ
みっしょん02 『ゴブリン・バスターズ』 FIN |