TOPリプレイ ⇒ S=F ⇒ 真竜伝説                      戻る

セブン=フォートレス V3 & パワード
超長編キャンペーンリプレイ

――世界名:ラース=フェリア 地方名:アルセイル 場所名:ドラゴンの上――

幾数百という飛竜の軍団が氷の大地の空を飛ぶ。
その先頭を飛ぶ竜の頭の上に、金色の瞳をした壮年の男が立っていた。
その姿は人間なれど、その男の目は龍の瞳そのものだった。
吹き付け切り裂くような寒さの風をものともせず、男はずっと一方を見つめていた。
アルセイルより西……フォーラ地方を。
「あの光……やはり限界を超えたか……」
今、西の空が光っていた。
つい先ほど発生した白い光りが貫いたからだ。
フォーラの森で何かが起こっていた。
「始まりの魔剣の力……それを制御するのは難しい……」
少しずつだが光りが収まっていく。
「勇者はまだ自分の限界をしらぬようだ……それではこの結果も頷けよう……」
西の空の白き光りが消え今まで通りの風景へと戻る。
金色の眼を持つ男はしばし瞑目した後、すぐに飛竜たちを侵攻させる。
竜達は思い思いに眼下に見えるアルセイル地方唯一の街へと急襲をかけだす。
ただ一匹、男の乗った飛竜を除いて。
その飛竜は戦況など興味がないようにその場から離れていく。
もう一度だけ男が西を見つめ呟いた――
「一度、この目で見てみる必要があるかもしれんな……」


真竜伝説

第15話「暴走! 魔剣ティアマトー!!」


シーン1:暴走する白き光り!

――前回のあらすじ――
元グリューナ城にて黒き翼の天使を指揮するアーリマンと戦闘に入った勇者パーティ! しかし、アーリマンの力は予想以上に強く、一人、また一人と倒れていく仲間達……そして立っている者がついに勇者ルオだけになったその時、魔剣ティアマトーが純白の輝きを放ち出したのだ!!!
GM:と、言うのが前回のラストです!
リーン:は〜い! またミスティのPLがいませ〜ん!
ルオ:それと今日はめぐみちゃんも〜!
イシル:何〜〜! 欠席とは困ったもんだな(笑)
シャルマ:オマエが言うな(ビシッ)
何やら急遽入った法事と風邪により、その日は2人が欠席だったのだ。事前(前日)に連絡を受けていたのでシナリオは問題なく構成したのだが……。
GM:まぁ今回は直前とはいえ、ミスティからもめぐみちゃんからも、連絡が入ったからシナリオは2人が居なくても進むように変更しました。だから安心して下さい。
ルオ:でも目の前が絶望的で安心できません(笑)
シャルマ:いや、確か前回、なんか魔剣が光って終わった気がするわよ?
ルオ:ああ! そう言えば!――「え、何!? どうしたのティアマトー!?」
イシル:いきなりイベントですね!?
GM:まぁな、こんなラスボスの戦闘中なのに数日挟んだら、どの特殊能力が使用済みで、どんな戦闘が行われていたか忘れているだろう?
シャルマ:はっはっはっ、自慢じゃないけど私はプラーナを消しちゃってたから、全快でいいかしらね♪
イシル:いや、そこは前回プラーナを全部使い切ってたじゃん(笑)
GM:では叫んだルオは精神ジャッジ40です。
ルオ:40!? プラーナ解放してクリティカルすれば……無理です、失敗(笑)
GM:失敗したならルオは体の内から込み上げてくる力を感じる、そしてこう思う――『邪悪なるモノを打ち滅ぼすべし』
ルオ:「邪悪……滅ぶべし……」(虚ろな声で)
GM:そうそう(笑)
ルオ:「倒さねばならない……」――とアーリマンに剣を振り切ります!
GM:ではティアマトーを振ると、純白の巨大な衝撃波が放たれる! その直線状に居たアーリマンは自身の黒い剣でそれを受け止め、純白の巨大な衝撃波は左右に割れる! しかし、そう耐えたのも束の間、次瞬にはアーリマンごと光の衝撃波に飲み込まれる。
ルオ:「邪悪……滅べ……」
GM:ルオの身体全体が白い光に包まれており、ルオには更に意識が流れ込んでくる。
ルオ:アーリマンを倒したのに?
GM:そうだよ。流れ込んでくる意志は――『倒せ……まだだ……邪悪を滅ぼすのだ……』
ルオ:なんだかわからないけど、どうせ精神ジャッジで失敗しているし、そのままやっちゃおう!(笑) ――「邪悪、打ち滅ぼすべし!」――また衝撃波を放つ!(笑)
………………………………………………………………………………………………
GM:さて、ルオが暴れているのとは別シーン扱いにします。イシルにリーン、シャルマ。そしてPLは居ないがミスティとめぐみちゃんのシーンです。君達は重症だが意識はあっていい。
シャルマ:で、目の前では圧倒的な力でルオがアーリマンを倒したのね?
GM:そうです。ルオは純白に輝いています。
リーン:白? なんか正義っぽいね?
イシル:ああ、きっと浄化のティアマトーに乗っ取られた……そんな感じなんだろう。
GM:と、アーリマンをやったあと、ルオは再び剣を振りかぶって今度はミスティを斬り捨てました。
ルオ:ミスティを斬ったんだ〜〜って、えええ!!!
一同:『ん、なに〜〜〜〜〜〜!?』
リーン:じゃあ(コロコロ)……発動『ノーリーズン』を光っているルオへ!
GM:効かない。
イシル:なら実力で止める! まだ『奮起』が残っていたはずだから、重症から立ち上がってルオの方へ――
シャルマ:「やめなさい!」――後ろから羽交い絞めにして止めるわよ――「今行ったらあなたまで巻き込まれるわよ!?」
イシル:「シャルマ!? く、くそ……」って"羽交い絞め"ってあんた!?
シャルマ:あ(一同爆笑)
リーン:『ボンッ』――"おにぎり"になるイシル(笑)
イシル:(コロコロ)……8分です。何が哀しくてこんな美味しいイベント中に"おにぎり"化……。
シャルマ:ちょっとゴメン、素で忘れてた(笑)
GM:哀れ"おにぎり"(笑)
ルオ:マスター! 自力でミスティに当たる攻撃の射線をずらせたりできないの?
GM:じゃあ今度は精神ジャッジ15でいいぞ。
ルオ:プラーナ解放して(コロコロ)……うん、成功!
GM:なら狙いは外せた。ミスティの横を衝撃波が走っていく、しかし、衝撃波から漏れる白き光の本流に、ミスティの半身が巻き込まれる! 倒れるミスティ!
ルオ:ごめんミスティ! でも直撃しなかったからまだマシだよね?(笑)
GM:ここでカットインが少々入ります――
魔の森をルオの放った4本の衝撃波が走り、それは森を破壊するのに十分な力だった……
イシル:4本?
GM:アーリマンが剣で左右に分けた分で2本、アーリマンを直撃しそのまま吹っ飛んでいった衝撃波で3本、最後にミスティを斬った時の衝撃波で計4本だ。
イシル:なるほど、了解です。
魔の森南、ローラ&アレイス。
二人は間一髪、その波動を感じて瞬時に移動。今まで居た場所を純白の衝撃波が全てを薙ぎ払って行く。そこには数十本の木々がすべてなぎ倒され、数100メートルに渡って傷跡が走った。
ローラ:「な、なんなの今は!?」
アレイス:「解らないワン…でも、これで今回の戦いは終わる気がするワン」
ローラ:「そうね、終わって欲しいものだわ……(でも、この力は……強大すぎる)」
魔の森北、超獣軍団パンジャvsXA(ロボ)にも光が迫っていた。
周りは動物やクリーチャー達によって囲まれており、中心ではパンジャとロボの一騎打ちが――
ロボ:「!!!!!」
パンジャ:「ものども!」
魔の森中心、アーリマン天使軍対良い天使軍+オノルン――
オノルン:「何事ですかな――」――シュバァ!!!(笑)
オノルンと天使軍を貫き、純白の衝撃波はそのまま森の中心へ突き進む。
グリューナ王:「な、なんじゃあの光は!?」
衝撃が森砦を襲う、
しかし何か結界のようなバリアーに阻まれ、その衝撃波左右に分かれてさらに森を進む
  そして、その衝撃波ルイダス城へ到着し――
森導王ピピン:「どうやら、これも運命のようじゃの…ほっほっほっほっ……」
破壊されるルイダス……森導王死亡。
GM:まぁそんな演出がカットインしていきました(笑)
シャルマ:哀れ導王…マスターに1ページ――いや、1行で殺された(笑)
GM:魔の森を純白の衝撃波が走り、4本の傷跡を残す! 今ので魔の森の3/4が消滅しました。
シャルマ:「これじゃあまるで……魔王の爪痕じゃない!」
イシル:ああ、カッコイイ! ………………くっそ〜〜なんで俺は今"おにぎり"なんだ!(笑)
GM:2D振ってみ? 何分経ったかで戻ってもいいかもよ?
イシル:(コロコロ)……9! よし戻った!
GM:あ、そうそうルオ、君の心に響く声は続ける――『まだ、邪悪が残っている……あと1/4は残っている……』
ルオ:「邪悪……滅ぼすべし……」――残り1/4に向かって剣を振るいます!
リーン:「ルオ! もうやめて!!!」
イシル:今度こそ止めに入るぞ!
シャルマ:じゃあまた後ろから羽交い絞めに(←確信犯)
イシル:それは避けるぞ(コロコロ)……回避25!
シャルマ:プラーナ解放(コロコロ)……命中32!
イシル:ギャー! 何プラーナまで使ってんじゃい!(笑)
シャルマ:と、思ったらファンブルだったわ(笑)
イシル:よし!
シャルマ:じゃあ、『神聖加護』でファンブルを打ち消し! イシルを止めた――「危ない!!!」(爆笑)
イシル:こんな所で回数制限のある特殊能力使うなよ!! せっかく人間に戻ったのに(笑)
GM:だが、シャルマの台詞は正しいね、イシルが割って入ろうとした空間を純白の衝撃波が薙ぎ払われる。そして魔の森は荒野へと変る(笑)
そして、グリューナ城が崩れ出した……

………………………………………………………………………………………………
GM:城が瓦解するのに巻き込まれ、シャルマは気絶したのでしょう。突然ですが君の回想シーンが入ります。
シャルマ:10歳ぐらいの頃の私とローラ、私達は実は幼馴染だったの!
GM:ローラが…そうだな幼馴染だし名前も略して呼ぼうか(笑)――「ねぇシャル! 昨日拾った喋る犬どうしよっか?」
シャルマ:「確かアレイスって名前付けたんだよね!」
GM:「そうそう」――とローラが同意する横で、噂の犬が首を横にふりふり――「いや、あの、俺の名前はアレイスでなくて――」
シャルマ:「アレイスをどうするか……そうだなぁ」
GM:犬は途中で諦める(笑)
シャルマ:「それよりローラ、私、明日から学校に行く事になったの」――第五世界の首都エイサー王国にある魔法学校に進学が決まったのです。
GM:「エイサーに行くの!?」
シャルマ:「うん、たまたま家に来てたエイサーにある学校の先生が、私には才能があるって……」
GM:「凄いわシャル! あなたなら立派な魔法使いになれるわ!」
シャルマ:「ありがと、それじゃあ昨日一緒に拾ったアレイスの事はお願いするわ。アレイス、ローラがご主人様だからね? ちゃんと言う事聞くのよ」
GM:「だからアレイスでなくって……あ〜〜もういいですワン」
シャルマ:「それじゃあローラ、いつまでも友達でいようね」
GM:「うん」――と言ってローラは自分の首から下げているネックレスを渡す。
シャルマ:「ありがと…ローラ……」
………………………………………………………………………………………………
GM:と、そこでシャルマは気がつく、瓦礫の上に倒れている自分に。咄嗟に翼を使って舞い上がったが完全に倒壊範囲から離脱できずに気絶したのだろう。目の前にはローラとの親友の証が落ちていた。
シャルマ:握り締めながら「なんで今ごろ……」――と、せっかく主役っぽくシーンのツナギに回想シーンを使われたので、ソーサラーへ転職しちゃってもいい?(笑)
GM:なんだそのよく解らん理由付けは!(笑)
シャルマ:こんな所で倒れているわけにはいかない! って思って昔覚えた魔法を使う術を応用しだすって感じ(笑)
GM:まぁ別にいいでしょう。回想シーンも入れてしまったしね。

シーン2:破壊の爪痕

崩れ去った城跡……周りに広がっていた瘴気の森は薙ぎ払われ、あたり一面の荒野が見える。
GM:城は瓦礫の山です。アーリマンは消滅しています。君達勇者一行は全員います。あと氷の塊がその辺りにうずまっているぐらいです。ちなみにミスティはうつぶせで倒れています。
イシル:俺は人間に戻っていていい?
GM:(コロコロ)……いいよ、人間に戻っています。
リーン:「ミスティ! ミスティ!?」――と揺り起こしましょう。
イシル:その声に気がつきます。そして人間に戻っているのも気がつきましょう(笑)
リーン:半身血だらけのミスティを――
GM:あ、いや、ミスティは血だらけじゃないぞ?
イシル:そっちに俺も行きます。
シャルマ:私も行って回復をしましょう。うつぶせならまずはあお向けにして――
GM:と、シャルマがミスティを仰向けにすると解る。ミスティの顔のうち、右半分がただれています。
一同:『うわぁ〜〜〜〜』
リーン:「ミスティ……が可哀相……」
ルオ:「………………」
シャルマ:回復呪文だけはかけて――「駄目ね、このただれは治しようがないわ……」
イシル:「せめて応急手当をしよう……リーン殿、手伝ってくれ」
リーン:「わかった」
GM:廃墟の城跡、周りは一面荒野だが西の方にある森砦と、北の方に一本だけ見える大きな木――聖樹――だけは残っている。
シャルマ:イシル達がミスティの介抱をしている場所から少し離れた所でルオに言うわ――「これは全部、あなたがやったことよ」
ルオ:ああ、なんか怒られるみたいで嫌だなぁ……「そんな…」
シャルマ:「森も動物もクリーチャーも、死んでしまった全ての人々も……そして…ミスティの事も」
GM:良く目を凝らせば、見える範囲に倒れ事切れている黒き翼の天使達も居る。
ルオ:天使とか見て、そのあと手当てを受けているミスティに視線を送ってから……「私が…私がやったの? ティアマトー、なんで? どうしてティアマトー!?」
シャルマ:(少し声を張り上げ)「剣に求めても答えは無い!」
ルオ:ティアマトーを持ったままガタガタする。
シャルマ:「あなたは精神が弱すぎる……」――そうデータ的にも…6って何だ!(笑)
イシル:そこ! データとか言わない!(笑)
シャルマ:「あなたは強くならなければならないの……あなた自身が強く」
ルオ:「でも、だから私は砦に行って……守護者に会って……」
シャルマ:「そして魔剣は強くなっていった――それで? それであなた自身は強くなったの?」
リーン:データ的には幸運が上がっているようですね(一同爆笑)
イシル:ああ! チャチャ入れない!(笑)
シャルマ:「あなたは…あなたは何も成長していないじゃない」
ルオ:「私は…そんな……」
シャルマ:「真の魔剣は使い手を選ぶわ……あなたはそれに相応しい使い手にならなければならない。今のあなたは剣に振り回されているばかり」
ルオ:ゔゔ……。
イシル:そこいらで応急処置も終わって――「勇者殿、シャルマ! 早く森砦へ戻ろう、ここではこれ以上の事はできない」
ルオ:「え、う、うん…わかった」――と返事します。
シャルマ:その間じっとルオを見据えてから、その手から魔剣ティアマトーを奪いましょう……「これは預かっておくわ」
ルオ:それは素直に奪われます。なにも言えない……。

シーン3:しばしの別れ

急ぎ森砦へと出発しようとしたその時だった。おずおずと後ろの方から声が聞こえた。まるで、意を決して声をかけたかのような……そんな声だった。
GM:と森砦へと出発する時になって、めぐみちゃんが言うぞ――「あの…私ちょっと……一度皆さんと別れていいでしょうか……」――見るとジョニーが入った氷を縄でグルグル巻きにして、九十九が引っ張れるように準備している。
リーン:「ジョニーを助けるのね」
GM:「はい…。ここまで皆さんと一緒に旅を続けてきたのですけど、私はこの人を見捨てる事は出来ないんです!」
リーン:「いいよ、止めない」
ルオ:「うん、行ってきなよ……」
GM:「必ず、必ずあとで追いつきますから……」
シャルマ:「ええ、待ってる」
GM:「ところで〜〜どこに行けば助ける事ができるのでしょうか?」(笑)
イシル:それは俺が答えよう。ミスティは気絶中だし(笑)――「復活や蘇生なら、やはりフォーチューンの神殿が一番だろうな、入れるかどうかはわからないが、その中でも海上神殿と言われるところはフォーチューンの中心だけあって、高位のプリーストが揃っているはず……」
GM:「海上神殿ですか」
シャルマ:「そこなら団長時代に通った事があるわ、なんならそこまで魔法で送って行ってあげる。氷浸けとはいえ、早い方がいいでしょうしね」――とめぐみとジョニーのところへ行こう。
イシル:え、そんな技あったっけか?
シャルマ:回想シーンをやることによって、どうやら私は魔法使いだったらしい事が発覚したからね! 実はそれで『ソーサラー』にクラスチェンジしたのよ! だから紋章魔法の『テレポート』が使えるようになったの!
イシル:クラスチェンジ! でも『テレポート』ってそんなに距離移動できたっけ?
GM:まぁ演出みたいなものだし、多少の拡大解釈はOKにしましょう(笑)
シャルマ:良し!(笑)
リーン:「じゃあねめぐみちゃん! バイバイ♪」
ルオ:私も手ぐらい振ります。ちょっと声かける程元気は無いかな……。
シャルマ:ではめぐみとジョニーと私、足元に魔方陣が展開され消えていく3人。
イシル:「森砦で待ってるぞシャルマ!」
シャルマ:頷いた所で消えよう。
………………………………………………………………………………………………
リーン:「じゃあ私達は森砦へ行きましょう。えっとミスティは……」
イシル:「俺が連れて行こう」……ミスティを背中に背負いましょう。気絶しているなら"おにぎり"にならないでしょうしね。
GM:ではそうやって荒野を森砦へ向かって歩いていくと、途中途中に天使や人間の死体がチラホラ……
ルオ:目を反らしたい……でもそれは失礼な気もするから、森砦を見据えて歩く。
リーン:「そう言えばオノルンはどうなったんだろう? 私探すね(笑)」
イシル:「いや、それはいいんじゃないか?」
シャルマ:(突然オノルン)『おや? わたくしをお呼びですかな?』
リーン:「いた」(笑)
イシル:「どこから現れたんだよ! 見通しのいい荒野じゃないか!」(笑)
シャルマ:(オノルン)『いや〜〜、しかし突然、ペンギンの姿に戻った時はどうなることかと思いましたぞ? それに魔剣がいきなり消えた時も、かなり動揺いたしましたよはっはっは(笑)』
イシル:「はぁ……そうか………………」
シャルマ:(オノルン)『おや、皆さんどういたしました? なにか暗いですぞ?』
イシル:「オノルン、俺の背中を見ろ……ミスティが怪我をしているんだ」
ルオ:「………………」
イシル:「お前も、静かにしろ」
シャルマ:(オノルン)『はは〜ん、さてはイシル殿はミスティ殿が好きだったのですな? ……色恋沙汰は燃えますなぁ(笑)』
イシル:「違う!!!!!」(笑)
シャルマ:(オノルン)『しかし、ミスティ殿はいったい誰に?』
イシル:「それは……未熟さゆえに……な」――と勇者殿を一瞬だけ見て、すぐに視線を外しましょう。
ルオ:「………………」
シャルマ:(オノルン)では沈んでいる勇者殿を見てから――『ははぁん、イシル殿は勇者殿も好きなのですな? ……二股もまた、萌えますなぁ(笑)』
イシル:「違ーよ! いい加減にしろよこのペンギン! 場の空気読めよ!!」(笑)

シーン4:再び回想シーン

フォーチューン地方最大の神殿といわれる海上神殿へと、めぐみとジョニーは向って行った。その背中をシャルマは一人、じっと見つめていた。
シャルマ:その二人を見送りながら私は思い出す。悪魔兵団団長ダークネスだった頃、初めてジョニーと会った時の事を……。
………………………………………………………………………………………………
GM:「本日付けを持ちまして、混沌軍悪魔兵団団長、黒天使ダークネス様の揮下へ配属されました、サンダー=ジョニーであります! 僭越ながら一つ! 1たす1は? ……3だー!(サンダー)」
シャルマ:「………………今は何時かしら?」
GM:「3時、だー!(サンダ−)」
シャルマ:「………………素晴らしい!!!」(一同爆笑)
イシル:素晴らしいのかよ!(笑)
実はシャルマ…中々のギャグ好きだったらしい(笑)
GM:このジョニーだが、どうやら魔王の直属兵だったが、なぜか君の下に転属になったらしい。
シャルマ:「気にいったわ、これから行う作戦に先駆けて、先に第八世界へと向かいなさい」
GM:「はっ」
イシル:って、だからジョニーだけ最初にルオを見つける事ができたのか(笑)
GM:うむ、俺も知らなかった(笑)
シャルマ:その後、私は集まっている数百の部下――冥魔達に向かって演説をするのです。
………………………………………………………………………………………………
シャルマ:二人の姿が完全に見えなくなってから――「あの彼が、あんな姿に……」――踵を返しながら――  『テレポート』しましょう。

シーン5:それは犠牲

今、森砦はパニックに陥っていた。生存者はわずかに2名(ローラとアレイス、そして敵だったが戻って来たカゼインを入れても3名だけ)という異常事態に! 砦に立て篭もっていた非戦闘員であった者達も不安がっていた。
  噂では衝撃波の方向がアーリマンに乗っ取られていた元グリューナ城方面からだった事で――『もしや敵の新兵器では?』との声も出ている。
  そんな中、森砦へ到着したルオ達は、ミスティを医療班に任せると、グリューナ王の部屋へとやってきていた。
シャルマ:「以外と遅かったわね」――ってなわけで、私は先に来ているわ(笑)
イシル:「シャルマ、先に来ていたんだな」
リーン:じゃあ私も部屋に入るよ。
ルオ:無言で入ります。
GM:グリューナ王が口を開こう――『勇者よ、話はシャルマ殿から聞いた。そう悲観するものではない世界を救うための礎となったのだ、死んだものも浮かばれようというものじゃ』
ルオ:「………………」――う〜〜、何も言えない。言葉が出てこない……。
GM:「とは言え、瘴気に侵されようとも森との共存を目指していたわし等にとって、この森が無くなってしまった事に対しては悲しいがの」
ルオ:ああ、今思い出した。そういえば超獣魔団の軍団長と森と動物達を守るって約束してたんだ……はぁ……。
シャルマ:しょうがないわね、ちょっとは救ってあげるわ(笑)――その時、ノックもせずに兵士の一人がグリューナ王の部屋に飛び込んでくる!!
GM:「グリューナ王様! 窓を! 窓の外を御覧下さい!!!」(一同爆笑)
シャルマ:良くわかったわね(笑)
GM:そんな気がした(笑) ルオ達も声につられるように窓の外を見る、そこに広がっているのは、木一本さえない荒野ではなく、見通す限り続く黄緑色の若葉若葉若葉……。
イシル:「こ、これは……!?」
リーン:「……綺麗」
シャルマ:「………………」(笑)
GM:でも死んだ人間や動物達は、もちろん生き返らない。
イシル:「魔剣の力で森を浄化した……そうなるのか?」
GM:「じゃが、一度失われた命までは、元には戻らないじゃろう……」
リーン:「そのことなんだけど、今回の事に関してはルオがやったって、他の人にばらさないで欲しいの……勇者がやったなんて…混乱を招くだけだもの」
GM:「勇者よ、それでよいか?」
ルオ:「………………。森は浄化されて新しく生まれ変わるかもしれない。でも、一緒に闘ってくれた兵士や天使達が蘇るわけじゃない……彼女との約束も……これじゃ、救ったなんていえない……」
GM:「リーンのいうように、黙っておいた方がよさそうじゃな…」
ルオ:「だけど、私は……私は世界を救うというのが……そんな一方的なものだとは思えない……」
GM:「勇者よ、お主も剣を使う戦士ならば、戦場での基本ぐらいは学んでおるじゃろう?――『最小限の犠牲で最大限の効果を』――とな」

シーン6:敗北

数日間、勇者達は森砦で休む事になった。そして――
GM:さて、シーンはルオかな?
ルオ:好きな事するよ? ちょっとイシルの部屋を"トントンッ"
イシル:「どうぞ」
ルオ:「ちょっと…話があるの…」
イシル:「勇者殿……いや、ちょうど良かった。俺も用があったんだ」
ルオ:「私に?」
森砦の裏、小さな花が咲き、しかし動物や虫の声がまったく聞こえない静寂の野原で2人は向かい合っていた。
イシル:少し距離を取ってから模擬剣を勇者殿に投げます。
ルオ:「あ、え、なんで? 私は相談に来たのに?……イシル? なんで?」
イシル:「本音を言うなら、前々から一度手合わせしたいと思っていたんだ」
ルオ:「えっ…でも」――と剣を持つ手に力が入らない(笑)
イシル:「(それに、今の君を見るのは……辛い……)」と口の中で呟いて――「行くぞ!」かかっていきます!
GM:では戦闘です!
イシル:(コロコロ)……クリティカル! 『見切り・弐』の効果により絶対命中!(笑)
シャルマ:演出で終了じゃない(笑)
ルオ:じゃあ私の剣は弾かれる!(笑)
イシル:「やはり迷いがある……君は『剣が無いから自分は戦えない』――そう思っているんじゃないのか?」
ルオ:「そんな…違う! 私は剣にばっかり頼ってなんか無い……私は頑張って……きた…」
イシル:「本当にそうか? 最後にはいつも魔剣に助けられていたんじゃないか?」
ルオ:「うう……」
GM:次々に今までのシーンが浮かぶルオ! 悪魔兵団団長だったダークネスを助けた時も、聖雨姫(セント★レイン)を救った時も、アラムートの街で死霊達を浄化した時も……。
ルオ:「………………今まで、私は今まで自分の力だと……違う。違ったんだね、私じゃなかった……」――ポロポロと涙が。
イシル:「わかったか? 自分がどれだけ弱かったかって、どれだけ無力だったかと言う事を」
ルオ:「……うん」
イシル:ここでフッと顔を緩ませ――「でも大丈夫、あなたは今、敗北を知った。今までの自分を見つめ直し、それから今の自分で何ができるか…それを考えるといい。それに魔剣は必要無い。……勇者であるあなただけができる事が、この世界には必ずあるはずだから……」
ルオ:「………………」

シーン7:封印の場所

一方、シャルマは一人、グリューナ王の元へとやってきていた。
シャルマ:部屋には私とグリューナ王と二人だけ、私はルオから奪ったティアマトーを持ちながら――「この魔剣を封印する……その手段を知らないかしら?」
GM:「確かに、この森にも"グリューナの祠"という封印の地があるが……なぜじゃ? その魔剣は勇者には必要なものじゃ」
シャルマ:「危険過ぎるわ…この剣は」
GM:「じゃがわしは……勇者がその剣を使いこなせる程強くなる事を望みたいのじゃ……」
シャルマ:「でも、今のままのルオでは、この魔剣が敵の手に渡るのがせきの山……一度封印し、再び勇者の手に戻った時が――」
GM:「本当の勇者としての第一歩……か」
シャルマ:「………………」
GM:「しかし、混沌軍に見つからずに封印するとなると……」
シャルマ:「あなたなら知っているはずでしょう? "封印について"はずいぶんと研究したみたいだしね」――とこの部屋のグリューナ王の私物(本)を眺めながら(笑)
GM:確かにこの王様ならいろいろ調べてそうだな……「じゃが、わしは勇者に……」
シャルマ:「いい加減にしなさいよ!!!」
GM:ビクッ(笑)
シャルマ:「そんなだから森はこうなったのよ! このままだと森だけじゃない! この世界さえ滅ぶわよ! 今は迷うべき、慎重を期する時期じゃない!」
GM:ではグリューナ王は遠く窓の外を見ながら――「今から約十年以上前の話か……この世界では『宝珠戦争』と呼ばれる世界レベルの大戦があった。当時、アルセイルの首都は氷導王ではなく、ユーフォリア=ヘカーテ=シンという女王が統治しておったのじゃが、その女王は自らをとある魔導器に封じ、1月に1度しか目覚めなかったと言う」
シャルマ:じっと聞いてましょう。
GM:「その女王は、宝珠戦争の間も自らをその魔導器へと封じておった。そして、大戦が終わった後、目覚める予定であった……が、時を同じくして氷導王シェディがその魔導器ごと、彼女を封印してしまったのだ。正確にはその魔導器を地下深くのフォートレスに封じた……そう言った方が正確じゃろう」
シャルマ:「じゃあ、そこなら」
GM:「これはあくまでわしの独り言じゃが……その魔導器――レクトゥス・グラキエス――に封じる事ができれば、おいそれと混沌軍も手出しはできまい」
シャルマ:「………………これは私も独り言よ?……ありがとう、わかってくれて」――部屋を出て行きましょう。

シーン8:魔剣は力なり

そこは森砦の屋上だった。この高い場所から見渡す景色は壮大だった。かつて魔の森と呼ばれた森は、今や草花に変り、遠くの方にひときわ目立つ一本の樹――聖樹――そんな風景を望みながら――
リーン:いつも持ち歩いている外道魔導書を読んでいます。ちょうど森砦の裏でイシルとルオが闘っていて、その音が風に乗ってここまで聞こえてきます。――「あんな事して、本当に意味があると思っているのかしら?」
イシル:じゃあ"ギンッ! ギィイインッ!!"と聞こえてくる(笑)
リーン:「力は使わないと無意味じゃない。魔剣を持たずにいくら練習を重ねたって無駄よ」
GM:「そうですなリーン殿、わたくしもそう思いますぞ? せっかくの力だというのに……」――もちろんオノルンです。
リーン:「オノルン、あなたもそう思う? 覚悟や決意、思いや気持ちなんかじゃどうしようも無い。この世界では現実的な力こそ全てなのに……」
GM:「リーン殿……」
リーン:ちょっと手の魔導書に視線を移したあと、"パタン"と閉じて――「これも、もう私には役不足ね」――"ボッ"と炎を上げて魔導書を燃やします。
GM:「全て頭の中へ?」
リーン:「ええ」
GM:「………………もしかして、リーン殿は焦っておられませんか? 勇者殿やシャルマ殿、彼女達は本当に強い……」
リーン:「そうね……だから私も……」

シーン9:約束を反故に……

それから数日後、アルセイルへと出発の日の朝を勇者達一行は迎えた。
イシル:「結局、ミスティが意識を取り戻す事はなかったな……」
シャルマ:「大丈夫よ、根拠は無いけど、きっと戻ってくる」――次回のセッションには(笑)
リーン:「そうだね、根拠無くても信じないとね」(笑)
イシル:根拠無くていいんかい!!(笑)
GM:さて、出発の朝、森砦の玄関門の前ではグリューナ王が見送ってくれます。そして、なにやら一本の剣をルオに差し出す。――「これを持っていきなされ」
ルオ:「私…剣は……」
シャルマ:魔剣ティアマトーは私が持っているからね。この魔剣…実は結構重い(笑)
GM:勇者が持つ場合は重量0だが、他の人が持つと純粋に重くなるからな。
シャルマ:まぁいいです、どうせ装備品は少ないしね(笑)
GM:「勇者よ、たとえ魔剣を持たずとも、この先戦いから逃れられるわけでは無い。最低限の準備は必要じゃ。この剣は『オリハルコンの剣』と言うものでの、戦いで唯一残った超アイテムだ。もって行くが良い」
ルオ:「最低限の……準備……」一応貰います。――「ありがとう…ございます」
原っぱと化している元魔の森を歩いている一行――
ルオ:「ねぇシャルマ、ずっとティアマトーを持っていてくれるの?」
シャルマ:「いえ、実はグリューナ王からこれを封印できる場所を聞いた。これからは悪いけど、その場所に向かおうと思っているの……皆、いいかしら?」
リーン:「でも、氷砦にはいかないの?」
シャルマ:「その封印の地がアルセイルだから、氷砦の場所がわかるまでは、封印の地を目指しながら情報を集めていもいいんじゃないかしら?」
リーン:「そうだね……どこにあるか解らないんだしね……」
ルオ:「それに、もし本当にそんな場所があるなら――行きましょう!」
イシル:「だが、アルセイルには氷導王シェディがいる。フレイスで会ったJ・Jの話だと奴は勇者一行に対して非協力的だと……」
シャルマ:「そうなの?」
ルオ:「うん。シャルマがまだ仮面騎士とかで闘技場に登録してたときの話、親切な友人が教えてくれたの」
シャルマ:見つかったら大変な事になるのかぁ(笑)
リーン:「あ! めぐみちゃんを連れて行った時の魔法は?」
シャルマ:「『テレポート』の事? あれは一度行った事のある場所なら……」って、私アルセイルに行った頃あるの?(笑)
GM:そうだね、偵察部隊としてアルセイルの上空ぐらいなら(笑)
シャルマ:「上空2000mぐらいでいいのならOKよ」(笑)
イシル:無理無理無理無理(笑)
そんなこんなで野原を歩いていく4人、そして、そろそろ森だった場所が尽きようという頃……。
GM:さぁみんなで知覚ジャッジをどうぞ。目標値は22以上です。
ルオ:(コロコロ)……無理ー(笑)
リーン:私も無理(笑)
シャルマ:成功!
イシル:知覚は高いですから、俺も成功だ!
GM:なら二人は見える。その先に一人の女性が立っている事を、そしてその女性から放たれる殺気がこちらに向けられている事を……。
イシル:「誰だあれは?」
GM:女の人だね。ナイスボディにかなりの露出、ずいぶんとワイルドな人が仁王立ちだ。
シャルマ:「彼女は……」私も団長だったし、知っていていいよね?
GM:そうか、彼女を見たのはルオとめぐみちゃんだけだったか……いいよ、シャルマは彼女を知っている。
リーン:「誰? 彼女???」――歩いているし、そろそろ見えてもいいですよね?
GM:そうだね、いい加減リーンもルオも彼女が見える。
シャルマ:「ルオ、あなた約束がどうとか言っていたわね?」――足を止めて――「ここからは一人で行きなさい」
ルオ:「えっ!?」
イシル:「どういうことだシャルマ?」
シャルマ:「………………」
イシル:「シャルマ? あの女から発せられている殺気は、尋常じゃないぞ! 敵なら全員でかからないと!」
シャルマ:「………………」――ルオを見つめます。
イシル:「シャルマ!?」
ルオ:「いいのイシル…ありがと……」――歩き出します。
イシル:「勇者殿?……」でも黙りましょう。
GM:ルオは一人歩いていく、見守っている3人。
リーン:「ルオ、まだ迷っていた顔をしていたわよ?」
シャルマ:「彼女がどんな決断をするかはわからない。何も答えがでないかもしれない。それでも今は……見守るしかない……」
イシル:「………………」

シーン10:迷いそして決断

彼女はルオがゆっくり歩いてくるのを待っていた。一度は信じた者だった。しかし約束は破られた。この森は…動物達は……もういないのだ。
GM:ではルオとの一対一です。ルオが近づいていくのを見ると、みるみるうちに、彼女は――超獣魔団団長・獣魔大帝パンジャは獅子へと変化して行く。『獣人化』だ――「勇者、待っていた」
ルオ:「パンジャ……ごめんなさい。あなたとの約束守れなくて……あなたの仲間も、みんな私が……」
GM:「確かにワタシの仲間、みな死んだ」――回想シーンだとパンジャを守るために肉の壁となって死んでいく動物や魔獣達――「だが、仲間死んだ、弱いから。オマエのせい違う。ただ、オマエ、約束破った。それ、ワタシ許せない」
ルオ:オリハルコンの剣を構える――「ごめん……約束守れなくって……」
GM:「??? ソレ、おまえの本当の力違う。魔剣、どうした? なぜ森を払った力使わない!」
ルオ:「ティアマトーを使っていたのは私の本当の力じゃない……もしティアマトーを持った私と戦いたいのなら、少し時間が欲しい。見合うだけ強くなれる時間が……」
GM:「オマエ、何か勘違いしている。ワタシ待たない。力の出し惜しみ、ワタシに関係無い。ならば……死ね」――(コロコロ)……命中36!
ルオ:逃げます!
一同:『何〜〜!?』(笑)
シャルマ:いや、正しい選択だ。タイマンでは勝てんよ(笑)
ルオ:皆の所まで走りながら――「みんな、ここは逃げるよ!!!」
イシル:「い、え〜〜!? さっきの覚悟は!?」(笑)
シャルマ:『テレポート』の魔方陣を展開! ――「早くこの中へ!」
リーン:「オノルンいる!?」
GM:「ここにおりますぞ?」(笑)
リーン:ナイス!(笑)――テレポートが完成する瞬間にオノルンをパンジャの方へ蹴っぽる(一同爆笑)
GM:「はへ?」
シャルマ:「『テレポート』!!!」
ルオ:「ごめんねパンジャ……今の私には……」――消えます(笑)
シャルマ:じゃあ全員転移した(笑)
GM:「あ、あれ? 勇者殿? リーン殿? あの、わたくしはどうすれば???」
イシル:(突然パンジャ)『勇者消えた。居場所言う。言わない、殺す』
GM:「はぁ〜〜……わたくし…こんな役目ばっかりでございますな……」
そして勇者達がテレポートした先、そこは……上空2000メートルの空だった。

真竜伝説
第15話「暴走! 魔剣ティアマトー!!」

TOPリプレイ ⇒ S=F ⇒ 真竜伝説                      戻る