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Sword World RPG シナリオソース

「悪党争奪戦」

<舞台>ミラルゴ・草原部
<対象PCレベル>6レベル程度。
<ジャンル>依頼型・殲滅+立ち回り系 <シナリオ前のPC状況>
◆7話にて「災厄がぎっちりはいった小箱」を手に入れる。
◆「小箱」はサリオンが所持。この為、サリオンはすでに呪い(特異点)を受けている。
◆サリオンの呪い+PCの今までの悪名により、PC達(特にサリオン)は各悪の組織のスカウト対象となっている。

<状況>
セッション開始時、草原には3つの組織(秘密結社『死神』、「ロマール」の密偵、「ロドーリル」の軍勢)が、それぞれの目的の為に潜伏、活動している。

◆秘密結社『死神』の目的…
          【1】拠点・麻薬栽培の為の土地の確保。
              (ミラルゴを選んだ理由:国の軍事力が低い、遊んでいる土地が多い)
          【2】『サリオン』のリーダーとする悪党冒険者グループの勧誘。
              (『サリオン』の呪いにより、この地にPCたちが来ている情報を得る。)

◆「ロマール」密偵の目的…
          【1】ミラルゴの乗っ取り、そのための混乱の誘発。
          【2】拠点の確保。
              (ミラルゴを選んだ理由:アノスの隣国。アノスにミラルゴを攻め込ませる。)
          【3】『サリオン』のリーダーとする悪党冒険者グループの勧誘。
              (『サリオン』の呪いにより、この地にPCたちが来ている情報を得る。)

◆「ロドーリル」軍の目的…
          【1】軍事拠点の設立。
          【2】新型兵器の試験。
              (ミラルゴを選んだ理由:国の軍事力が低い、遊んでいる土地が多い)
          【3】『サリオン』のリーダーとする悪党冒険者グループの勧誘。
              (『サリオン』の呪いにより、この地にPCたちが来ている情報を得る。)
<戦力>
◆秘密結社『死神』…
          首領側近の戦士。(7LV程度の重戦士。※製品に出てくる側近とは無関係。)
          特殊部隊×5。 (5LV程度のシーフ。※西方諸国ワールドガイドのキャラを参考。)

◆「ロマール」密偵…
          凄腕のシーフ。1人(7LV程度のシーフ。※魔法のアイテムをこれでもかと装備。)
<所持アイテム>
キャットクロー(必要筋力1、打撃力6、攻撃力・追加ダメージ+2、クリティカル−2)×2
クロースアーマー(必要筋力1、回避力・ダメージ減少+1)
フライ・マント(時速50kmでの飛行が可能)
ジャンピング・ブーツ(凄い跳躍が可能になる)
エクスプロージョン・ブリット(打撃力30、相手の鎧無視の、スリングの球。)×4
魔法のカード(4レベルまでの古代語魔法が使用可能。一種類、一回のみ。魔力4とする。)
他、もろもろ。

◆「ロドーリル」軍…
          指揮官(魔術師)×1※ロドーリルでは魔法は原則として禁止。NPCは不正をしている。
          船長×1(レベル6程度)
          兵士×20くらい。(レベル2〜3程度。)
          ※ 陸上戦艦(バリスタ(50)×1、クレインクィン(30)×2、クロスボウ(20))×1


<各組織の関係>
◆秘密結社『死神』…
          この土地を得る事を目標としている為、同じ目的の「ロドーリル」軍とは反目している。
          一方、ロマールの密偵とは目的は重なっていない事があり、必要とあらば手を組む。
          PCへの勧誘は、「仲間に入ってくれればいいな」程度。

◆「ロマール」密偵…
          目的はこの地に混乱をもたらすこと。そのために、この土地自体には興味がなく、
          条件次第で他の勢力と手を組むこともいとわない。
          また、自分の手を極力使わないで他の勢力をつぶすチャンスがきたときには、これを
          実行する。
          PCの勧誘意識は強い。そのために、PCに対しては敵対的ではない。
          ただし、PCが敵対したときには全力をもって排除しようとする。

◆「ロドーリル」軍…
          一応、極秘軍事行動のため、他の勢力とは仲が悪い。
          それはPCに対しても同じである。

<導入>
一方、PC達は、草原にある遊牧民の集落にたどり着く。
集落の住人の生活は非常に貧しく、PC達に対する様子もおかしい。

彼らは始め、PC達を悪党と誤解する。PC達が言い分けをしない以上、夜襲をして捕らえようとする。
それというのも、彼らの集落は上記3つの悪党組織の活動範囲の真ん中にあり、PC達をその仲間と思ったのだ。 PC達の誤解が解けると、彼らは誤り、頼みごとを依頼してくる。

「他の集落に連絡をとりに行った仲間が帰ってこない。状況を調べてほしい。」

報酬として「魔石」を渡す。

『魔石』(アイテム)
四大精霊を奉った魔石。風水地火4つの石があり、ここで渡されるのはその一つ。
全てを集めて、それを素材に剣(等)を作ることにより、「四大精霊剣(等)」を作成できる。
『四大精霊剣(等)』(武器)
          斬る事を「選択」出来る剣。形ある物を切らなかったり、形なきものを切る事も出来る。
          無論、「呪い」や「病」も切れる。その場合、武器を作ったときの作成者の達成値が、基準となる。
          この性質上、これを武器として使用することで、相手の防御点を0として攻撃することも出来る。

<場所の状況>
◆PC達のいる集落は、3つの悪党組織の勢力に囲まれている。
◆他の3つの集落(人間の集落、ケンタウロスの集落、ジャイアントの集落)との連絡はとれていない。
◆3人の集落の若者が、先日他の集落に向かったが、行方不明である。

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